見出し画像

なんでスウェーデン?


自己紹介

僕は、現在都内の教育学部に通う2年生で、大学間の交換留学制度を用いてスウェーデンに1年間留学している。中高の英語の教員免許を取得予定。
海外経験ほぼなし(中学の時の台湾家族旅行と、大1でオーストラリア・メルボルン短期留学のみ)


留学の動機

①兄の影響
②英語教師になる上で留学(海外)経験ないのが怖い/”ヤバイ”と感じたから。
③日本人の排他性/世界の英語教育について
④マイノリティ経験をしたかった

①から順説明していこうと思う。

①兄の影響
僕には、5歳年上の兄がいる。
大学に入って、カンボジアやネパールでボランティアしたり、短期英国で留学したり、英国に1年間(結局パンデミックで6か月くらい?)交換留学している姿をみて、自分も大学に入ったら、世界に出てみたいと考えていた。ちなみに兄は、大学卒業後就職し、3年くらい国内拠点としながらかなりいろんな国に出張させてもらっていて、今度からイギリス・ロンドンに駐在するらしい。かっけえー。

②英語教師になる上で留学(海外)経験ないのが怖い/”ヤバイ”と感じたから。
 正直これは固定概念的な面が大きいけど、国内でしか生活してこなかった英語教師に偉そうに英語教わりたくないな、と自分が生徒だったら思うから。別に英語力の問題じゃないから、これは否定されうる考えだけど、留学前の自分の考えはこうだった。

③日本人の排他性/世界の英語教育について
 大学1年の時の授業で読んだ日本人の排他性についての論文や、世界の英語教育についての論文の影響が大きい。日本人は、外国人に対してexcludeしがちっていう話だった。これは短期滞在と長期滞在とかでも結構変わってきそう。
 僕は、大学に入ってから、留学も見据えて、3つの国際交流系団体に加入した。また、学内の留学生と一緒に英語で学ぶ授業も取っていた。それらの経験を通して異なるバックグラウンドを持つひとたちと交流することに楽しみを覚えた。

④マイノリティ経験をしたかった
 これまで良くも悪くも、自分がマイノリティになる経験がほとんどなかった。教員になるにしてもならないにしても、マイノリティ経験はあったほうがいいと考えた。いまは、アジア人/日本人としてマイノリティになっている。


目的/なぜスウェーデン?

①スウェーデンの学校で教育実習をしてスウェーデン教育を卓上の話としてではなく、実体験として経験する。
②非英語圏の中でトップレベルの英語力を誇るスウェーデンの英語教育を習得し、自分の教員人生に活かす。また、学校外でのスウェーデンの人たちを取り巻く英語について調べたい ex.)映画などの娯楽
③北欧の教育(インクルーシブ教育・授業料等・年齢・考え方)
④他民族・移民…教員になったらハーフの子などの対応なども増えてきている。
⑤福祉国家
⑥民主主義…若者の投票率が80%以上

これらは、留学前に書いていたものだけど、今見てみると実現できていない/変わったものもあって面白い。

①スウェーデンの学校で教育実習をしてスウェーデン教育を卓上の話としてではなく、実体験として経験する。

についてだが、僕の留学先には、留学生でも現地の学校で教育実習できる授業があるというのを見て、この学校を選んだ。
 しかしながら、いざ履修登録をしてようとすると、2年以上の教職経験必須と書いてあって、「がーん」ってなったけど、まあ知らんふりしてやったら、案の定ダメってなった。ダメ~??って大学の担当者にメールしたけど、ダメだった。法律が絡んでいるとかでダメって言われた。ぴえん。


②非英語圏の中でトップレベルの英語力を誇るスウェーデンの英語教育を習得し、自分の教員人生に活かす。また、学校外でのスウェーデンの人たちを取り巻く英語について調べたい ex.)映画などの娯楽

英語専攻ながら、最近正直、英語教育よりも、教育全般、特に教育政策とかに興味が出てきてしまっていて微妙い。


③北欧の教育(インクルーシブ教育・授業料等・年齢・考え方)

 日本にいたころは、北欧の教育は素晴らしい!!みたいなの見聞きしていたけど、いざ実際に来てみると意外と問題点とかも山積みだったり、、、
ちな授業料はすべて無料。義務教育期間は例えば、鉛筆とかも配布される。

④他民族・移民…教員になったらハーフの子などの対応なども増えてきている。

確かに色んなひとがいる。


⑤福祉国家

Esping-AndersenのThe Three Worlds of Welfare Capitalismをこっちに来てから授業で読んだけど、世界の国々を3つに分類したときに、
・Liberal regimes
・Conservative regimes
・Social democratic regimes
の3つに分けられるという考えだ。
確かに福祉体制が異なる国を単純に崇拝するのは違うんだろうなとこっちにきてから気が付いた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?