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派遣+フリーランスの出口戦略を考えてみる②

派遣+フリーランスの出口戦略。8つの選択肢それぞれについてと、メリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います!

1.専業フリーランスに戻る

「雇用の仕事」はせず、完全なフリーランスに戻って引き続き活動していくというパターン。

考えられるメリットは、以下の通りです。

  • 以前の働き方に戻るのでギャップが少ない

  • 制約がなくなり、精神的にはもっとも自由に

もともとフリーランスとしてやっていて、そこに派遣の仕事をプラスして働いていた場合には、実は「フラットな状態」に戻るだけ、なんですよね。

派遣という有期雇用であっても、やはり一定の縛り(勤務日・勤務時間)は発生するので、縛りから完全に開放されるという点にはやはり価値があると思います。フリーの仕事を気兼ねなく、どんどん入れていけますしね。本当にやりたいことに徹底してこだわりたいなら、満足度は高いと思います。

一方、デメリットは以下が考えられます。

  • 再び、社会保障ゼロの生活へ

  • 安定した収入源はなくなる

フリーランスのデメリットって、やっぱり「セーフティネットの希薄さ」に尽きるような気がします。いざというとき(例:仕事がなくなった、病気になった、出産・子育てで思うように働けない、など)の金銭的補助が一切ないのは、立場によっては不安に感じるよね、と。

もちろん、リスクが気にならないくらい稼げるようがっつりフリーの仕事をがんばる!という方向性もありますが、派遣+フリーランスのときのような「もしものときの保険」はかけられない働き方には変わりありません。(ただ、「リスクを取るからこそ得られるもの」も必ずあると思います)

2.今の派遣会社から新しい派遣先を紹介してもらう

今の派遣会社に在籍し、派遣先との契約満了後、新たな派遣先を紹介してもらって、引き続き派遣+フリーランスとして働き続けるパターン。

考えられるメリットは、以下の通りです。

・毎月、一定の収入は確約される
・ある程度保障がある(社会保険加入の場合)

派遣の仕事はいわゆる「即戦力」を求める案件がメインなので、ある程度のスキル・キャリアがあれば、多額ではなくとも必要な収入は得られます。もしフリーランスの仕事が一時的になくなっても収入面の心配が少ないのが最大の利点。

また、社会保険に加入していれば健康保険料が安くなる、将来の厚生年金が加算される、病気や出産、失業などの際にも一定のリカバリーがあるなど、公的な面で少しでも安心を得たい人にはメリットが多いと思います。

一方、デメリットは以下が考えられます。

  • マッチする派遣先がすぐに見つかるかはわからない

  • 仕事への満足感がやや低くなることも

派遣契約が満了してから新たな派遣先を探す場合、基本的には派遣会社が紹介してくれますが、その内容が自分に合うかどうかはわかりません。また、求める条件に合致した案件が、すぐには見つからない可能性もあります。(業務内容、勤務日、収入等)

また、派遣で担当する仕事内容はある程度限定されるため、フリーでの仕事と比較したときに、やりがいや充足感の面で少々劣ると感じることはあるかもしれません。ある程度の「割り切り」「ビジネスライクな考え」ができる人でないと続かない可能性はありそうです。

③に続きます!

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