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派遣+フリーランスを終えました

フリーランスに「派遣」との掛け持ちをオススメする10の理由。でお伝えした通り、以前から続けてきた、派遣+フリーランスという働き方。どう着地したかというと、3年間の少し手前で、契約更新を希望せず期間満了という選択をしました。

メリット・デメリットどちらも感じましたが、派遣+フリーランスという働き方については基本的にはおすすめ、というスタンスは変わっていません。

派遣+フリーランスをひとまずやめた理由

2年以上、派遣+フリーランスという働き方を続けましたが、その働き方から離れた理由には、以下があります。

1.派遣先での仕事内容が変わってきた
2.フリーランスでの仕事内容に変化があった
3.働き方を変えたくなった

それぞれ、実体験から感じたことをお伝えします。

1.派遣先での仕事内容が変わってきた

派遣先での仕事内容が、当初から少しずつ変わっていきました。最初は専門的な業務だったところ、社内のさまざまな体制や方針変更で、徐々に、派遣の人はいわゆる「雑務」的な業務をお願いします〜、みたいな日が増えていきました。

業務効率等を考えてのことなのだとは想いますが、どちらかというと「成果をあげることを目的とした『単純作業』」系になりつつあったり、一方的に「これをやってください。以上」みたいな体制に変わってしまったことにどうしてもモヤモヤしてしまい。立場上、異を唱えたり意見を出すことが難しい(あくまで社外の人なので求められていない)ところもあって。

※あくまで私の個人的経験&感想です

プロフェッショナルとしてのスキル提供から、社内の都合で「派遣の人には雑務をこなしてもらえばいい」的な方針に徐々に変化していったこと、「コマ」のように扱われてしまうこと(そういった意図はないとしても)に、疑問を持ち始めました。

派遣社員の場合、期間限定+外の人ということもあって、そういうことも「グレー」になりやすいところはあるのかもしれません。(上司に業務について相談、という機会もないため)

派遣という働き方は、疑問や不満が出てきたときに実質、その状況を変えることがなかなか難しい(→嫌なら契約更新しない、等しか方法がない)という面があるな、と思いました。

ただ、かなり柔軟に働かせてもらえたこと、福利厚生(有給休暇や健康診断)や、社会保険のセーフティネットを受けられたこと(辞めてからも)、金銭面で安定できたこと等、メリット面のほうが全体として多かったので、トータル、この働き方を経験して良かったとは確実に言えます。待遇も悪くはなく、派遣元・派遣先いずれの方にもお世話になり、感謝の想いです。

2.フリーランスでの仕事内容に変化があった

フリーランスとして取り組んでいた仕事で、徐々にやりたいことがやれてきたり、割と規模の大きな案件に携わらせてもらう機会ができたりと、実績を積んだりキャリア形成をすることができました。

もちろん、フリーという立場は雇われているわけではないので仕事量の波もあれば、いつ終わるかわからない面もあるのですが、「着実にステップアップできてきた感」がありました。これも、派遣社員として一定の収入(セーフティネット)があったことも(私の場合は)大きかったです。

3.働き方を変えたくなった

現在は「就職して企業に属する」方向で考え、動き始めています。それまでの間は、フリーで請けてきた仕事の依頼があれば取り組みつつ、自分に合いそうな新たな職場を探し、コミットできればと考えています。

派遣社員のときに雇用保険に入っていたため、先日、ハローワークで失業保険の手続きをしてきました。派遣社員で契約期間満了の場合は、待機期間なしで最大90日分の給付を受けられます。

そして、失業保険の受給中も、ルール(一日\週に働く時間を守る、働いたことを虚偽なく申告する等)に沿えば、仕事をすることが可能です。

適切にハローワークに申請すれば、派遣+フリーランスで派遣をやめても、失業保険を受け取る+その間にフリーで仕事を請けることはできます。

これから派遣+フリーランスとして働こうと考えている方のお役に立てばと思うので、具体的な方法も記事にしていけたらと思います。

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