インクトーバー2023 その⑦(㉔-㉘)

画像1 インクトーバーその⑦…なのですが、ずいぶん長くなってきたので、いままでのあらすじを入れた方が親切なような気が今更してきました('ω')。
画像2 いままでのあらすじ。常州の国・真地城城主、真地池照は不思議な財宝の夢を見た。家臣のじいと共に家伝の宝図を頼りに宝さがしに向かうが、道中、謎のカエル男に地図を奪われ、逃げられてしまう。その後、いろいろあってwカエル男を捕まえた池照は、闇夜をついて改めて宝の洞窟に向かうのであった…('ω')
画像3 ㉔浅い 「ここが地図にあった洞窟か…」「若、お気を付けください、地面は水が張っております」「浅いから大丈夫ケロ。でも宝を隠すにはもってこいケロね」「むう、確かに。この寒いのに、わざわざこんなところに入る奴もおるまいて」
画像4 ㉕危険 「…しかし地下水のせいで、地盤がゆるいようですな」じいは洞窟の岩肌を触りながら、心配そうにささやいた。「なにか起きたら、崩落しそうな」「じい、不吉なことを申すな!」「はっ…しかし若、ここでは大声すら控えた方が良さそうでござるぞ」「ぬう。さすが財宝の洞窟じゃのう」池照は小声で囁き返した。
画像5 ㉖取り除く 「この鍵ケロ」カエル男が引き返したという封印。池照は先祖伝来の鍵をゆっくりと三日月形の錠前に差し入れた。カチン。「よし、閂を取り外すぞ」3人がかりで大きな閂にとりつく。財宝はもう目の前だ。
画像6 ㉗獣 「うーむ、しかし何か順調すぎるような」「じいはどうしてそう心配性なんじゃ。ほら、はよう中に火をかざせ!財宝の顔が拝めぬわ」が、封印の扉の向こうには、息をひそめる何かの気配が…。
画像7 ㉘きらめき 松明を部屋に差し入れ、目を凝らした瞬間。風もないのに火は大きく揺れてきらめいた。その時、池照の目に飛び込んできたものは…!
画像8 ベタをベタベタ塗りました(*‘∀‘)たまにこんなページがあると抑揚がついて楽しいですね。最後のコマはまた破線の往復描きを試しました。なかなかいい雰囲気が出たのではないかと思っております。

たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)