見出し画像

汗をかく、汗について思うこと

夏は暑いほうがよい
暑すぎるのは困るけど

夏という季節も、暑いのも

寒いのよりはまし

私は冬より夏のほうがすき

暑い夏に
汗をかくのが好きだから。

汗をかくとすっきりできる。

転機の良い朝
クーラーを消して
窓を全開にして
掃除をする

玉のような汗をかきながら
ファンファーレみたいに
たからかと
掃除機をならし
バケツに水をたっぷり汲んで
床を磨く

窓を開けている時間が長く
はだしで過ごすことが多くなると

掃除してみて驚く
床は汚れていないように見えるけど
雑巾がかなり茶色くなる

掃除をすると
たっぷりと汗をかく
身体から汗と一緒に
毒素が出てるんじゃないかと思うほど

だから、
掃除が終わると
お部屋もさっぱりするし
身体もすっきりする

極力、クーラーなしで
自然の気温の変化に順応して暮らしたい
と思う。

けれども、東京のマンション暮らし
夏は過酷だ
外よりも家の中のほうが暑かったりするから
クーラー必須だ。

そして・・・
更年期のお年頃は
暑さのコントロールが実に難しい。

数年前から首筋にねっとりとした嫌な汗をかくようになった

私は暑さに強く
汗もあまりかかない人だった

みんなが暑い暑いと言っているのに
涼しい顔をしている人だった


顔の汗もそんなにかかないから
化粧崩れなし!の女だった

それがここにきて

いつもタオルを手に持っている
おじさんの気持ちがよくわかるようになった

そのうえ
冷房に弱く
すぐに冷えてくる

扇風機の風が体に突き刺さるように感じたり

クーラーを入れると寒いし
クーラーを切ると暑い

どうしたもんかと思う。

夏休みに入り
子供たちが家にいる

子供たちに合わせて一日中クーラーの効いた部屋にいると

長袖長ズボン、夏とは思えないような服装で
私は過ごすことになる。

クーラーは涼しい、実に快適だ。

けれども夏なのに涼しいって・・・どういうこと?
夏は暑いものじゃないのか?

暑いのに寒かったり
寒いのに暑かったり

自分の身体と共にいるのはけっこうたいへんなことだったりする。

暑さ寒さの微調整をしなくてすむ場所に行きたい。

そういう面では長野の実家は快適だ。

暑い時は暑い
その気候に適した汗をかく

夕方になると涼しい風が吹き
火照った体を冷ましてくれる

そして夜には適度な寝汗をかく


こうして「汗」というものについて

つらつらと書いてみると
「汗」は実に、不思議な作用をしているんだなと思った。

暑いとクーラーをつけて
汗をかかなくてよい環境にしてしまうけど

確かに熱中症のことも心配だから
快適に過ごすためにはクーラーも必要だけど

汗をかく
という体の自然な力を使うことも
忘れてはいけない気がした。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?