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魂の扉・十二感覚(覚書)

魂の扉・十二感覚

感覚は視覚、聴覚、味覚、臭覚、触覚の五感だけではない。
シュタイナー曰く、それ以外にも、生命感覚、運動感覚、平衡感覚、熱感覚、言語感覚、思考感覚、自我感覚、7つの感覚があり全部で十二感覚。
十二感覚は十二の星座に対応しているという。

私たちは目に見えない世界から「魂」の状態でこちらの世界にやってくる。
こちらの世界(地球)で生きていくには「肉体」が必要。
肉体はこの世で生きてゆくための、魂の「乗り物」のようなもの。

肉体を手に入れるために、「受肉」する。
「受肉」とは、お母さんのお腹の中に宿ること。
子宮の中で守られながら、胎児はこちらの世界になんとか対応できるまで成長する、約280日後こちらの世界に生まれ出る。

生まれる…
それは世界との出会いの始まり。
世界とは、地球はもちろん、月や太陽、星々。あらゆる自然。人と、そして自分自身とも出会い。

私たちは「感覚」を通して世界を知り学んでいく。
目、耳、鼻、舌、などの器官を通して様々なことを知覚する。
感覚はこの世を生きるための「扉」
魂を磨き、世界を知るために十二種類の感覚を使う。
使い方を学びながら、魂を鍛えている、という。

誰もが12の感覚を持っているけれど、それぞれの感覚の使い方にはばらつきがある。
例えば、ある感覚に対応する12星座に天体をたくさん持っている場合、一生かけて、その感覚を重点的に学ぶ必要がある。ということになる。
天体がたくさん集まっていれば、過剰に使いすぎてしまうこともあるし
土星などの抑制する天体がある場合は、年月をかけてその感覚を鍛え磨き上げる。

感覚を鍛えるためには…

それぞれの感覚を理解する
★感覚を育てているという意識を持つ

どんな音楽を聴いているか、どんなものを食べているか、食べているもののの成分はどんなものか、どういうものを食べたら感覚が澄み渡るか…
感覚を育てる
すべての感覚は未完成。大人になっても育つし、育てていく必要がある。
けれども、ひとつの感覚だけを発達させると偏りがうまれる。
蟹座の感覚「聴覚」を鍛えるために、音楽の練習ばかり子供の頃からさせていると、反対側の山羊座の感覚「平衡感覚」が育たなかったり、ひとつだけではなく、連動している。バランスよく
自我を育てる
一番最後に出来上がる感覚は「自我感覚」
自我感覚が出来上がるのは16歳以上。
自我こそはすべての感覚の教育者、自我は他の感覚によって教育される。


※2021年秋、関口シュン先生の「魂の扉・十二感覚講義」と
過去に学んだシュタイナー教育の講座の記録を参考に書いています。

続く…




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