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私の推しについて


推しに出会う経緯は昨日の記事にて紹介しました。
参照 


まず、なぜその高校の動画がおすすめにやたらと流れてくるのか当時はわかりませんでした。
見ていくうちに、動画内の白人の男の子が2019年にバズったからという事がわかってきます。
それは、高校のホームカミングパレードの動画に、インフルエンサー的な人がアテレコをして面白おかしく紹介するInstagramのリール動画によってもたらされたものでした。

その経緯をニュース番組で取り上げられた際の動画

YouTubeの字幕機能に感謝…

これによって1日で800人から1万人にインスタのフォロワーが増えたそう。
※一番多い時は11万人超え! 現在は10.6万人ほど
でもそれは好意的な反響だけではなく、黒人文化の盗用だったり、白人が黒人を率いているように見える様子に対する批判的なものも多数あり、動画のコメント欄は、絶賛→批判→擁護→批判→絶賛…と論争を繰り広げ、荒れに荒れていたようです。(それを知ったのは随分後になって)

見始めた当初の私はそんな事情もつゆ知らず、とにかくそのパレードを繰り返し繰り返し、取り憑かれたように見ました。
買い物に行く際も頭の中でパレードの曲が鳴り響くのでサクサク歩ける(笑)

アメリカの高校生って誰でもこんなに踊れるんだ!と驚きました。
※これは後に彼が特別だと言う結論に至ります
行進の途中途中で繰り広げられる動きの面白さに釘付けです。

アメリカの…(アメリカ全体の話なのかは私にはわからないけれど)、少なくとも彼の住むアラバマ州モンゴメリーでは、公立高校は圧倒的に黒人の割合が多く、しかもHBCUスタイルのマーチングバンドに参加する白人はほとんどいないようで、その学校では彼ひとりがバンドに参加し、さらにはドラムメジャーの中での最高ポジションのヘッドドラムメジャーだったので、否が応でも目立っていました。

マーチングバンドの活動の場はこうしたパレードへの参加もそうですが、一番の見せ場はアメリカンフットボール試合時のフィールドショーで、バズった直後のショーは、HBCU界隈の人気ビデオグラファーが撮影にきて、そのおかげで私も見る事ができました。
※大学がメインなので、バズらなければそのビデオグラファーも撮影に訪れなかったと思われます

フィールドショーのダンスルーティン

これらの動画を見始めた頃の私は、アメリカの高校の動画を見る分にはのめり込み過ぎようが無いから、気軽に楽しめる🎵と思っていました。

YouTubeの中にしかいない、2.5次元くらいの感覚の非現実的な世界を楽しめるツールという位置付け。
動画は2019年の秋以降のもので、翌年の5月に高校を卒業したので、その後の展開があるとはこの当時は思ってもみませんでした…

今思うとこの高校時代の動画を見ていた頃が一番シンプルに楽しめていました…(遠い目)


その後こんなにも深い沼にはまる事になるなんて知る由もありませんでした。それはすぐ目の前まで迫っていました。

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