「観る眼」

我々には三つの眼あり。

肉眼、心眼、神眼である。

われらしんがんもてどひとつしかもちいずそれしらず

しんがんもてしものそれしれどはかりがたし

しんがんしんがんしんがんあり

しんにしんりしりいりしるにはこれらかいがんするべし

されどしんがんにあらずはこれむなしくくふてんせり

くうてんするをしらずてんかいをしらずへんようをしらず

さりとてひびのくうことのみにいきしものこれみしせり

これよのつねならばよよにつねならむとて

これぜひもなしこれぜひもなし

しんがんめざめたるものあのてこのてとてをつくすのみ

これつねなるよよのありようなれば

これまたぜひみなしぜひみなし

むみょうむみょうのよにありてひとひとかしいきぬべし