2022/05/01 IRキャビネットシミュレーター

以前、Marshall製のギターアンプ修理をざっくり書いたのですが。。。

まあ、趣味なんで下手なりに細々とギターを弾いています。
修理したギターアンプは約20年前の物です。
あんまり使っていなかった時期もあるにも関わらず、経年変化は起こるもので部品を交換することになりました。
部品を交換すれば何も無かったかの様に、普通に使えるようになりました。

ギターアンプが直ると、今までよりもギターを弾く回数が増えました。
まあ、そんなもんなんですね。
愛着でしょうか?
このギターアンプは出力20Wの物ですが、とてもじゃないですが中々スピーカーから音を出す事は出来ません。
0.2W位の出力なら何とかなるかもしれませんが、その位の出力だと音がしょぼいのが面白くありません。
下手なギターがより下手に聞こえる。。。

ギターアンプにはヘッドホン出力もあるので、もっぱらそちらが主流です。
しかし、ヘッドホンから聞く音は中々イメージする音ではないというのも事実で、本当はこんな音が欲しいんだけれどと思うばかりです。
スピーカーから音を出せばそれなりなんですけど。。。
そんな思いはかねてからあったのですが、どうせ趣味なんだからそんなに頑張ってやることもないだろうと納得させていたのですが、、、

ちょっと前から「IRが良いらしい」というのが聞こえて来てました。
IR インパルスレスポンス

そもそもギターアンプと言うものはスピーカーで鳴らさないとそんな音が出ないのです。
スピーカーから出る音がスピーカーキャビネット(スピーカーボックス)ごと鳴らすことでそんな音が出ているものなんです。

IRはそのスピーカーキャビネットの鳴りをシミュレートしてくれる優れもの。
これを使えばヘッドホン出力のしょぼい音がそれなりな音になりそうです。

と言う訳で、中古なら1万円以下で買えるmoore RADARを買ってみました。

このmoore RADARキャビネットシミュレーターは初期状態で30種類のキャビネットモデルが使えるようになっています。
ギターアンプの出力をmoore RADARの入力に入れてやるとヘッドホンの音が変わりました。
まさにリアルに近いのではないかと言う音です。
有名キャビネットをシミュレートした音には名前がついているのですが、本物を知らないのでその音かどうかなんて言うのは分かりません。
ただ知っているギターサウンドであるのは間違いないです。

1万円もしない投資で趣味のギターが楽しくなりました。
ギターは下手ですが、音はかなり最高です。
この音を聞いていればそのうちギターもうまくなりそうな気がします。。。


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