雑感 2021/12/25

クリスマス

今週はテレビドラマ最終回が多い週でした。
色々と最終回の作りとか、ドラマ全体の流れとか、ロスとかが飛び交っているようですね。

その中でも『最愛』。
最終回になって、橘しおりの母親との会話から直腸温度に至り、死亡推定時間が変わって真犯人が判明するという。。。
これって、テレビドラマでは難解だろうと思う。
『最愛』って、刑事ドラマでもないし、科捜研でもないのに。。。

刑事ドラマだったら、お蔵入りするまでにこの辺りの証拠の積み重ねや矛盾の洗い直し、犯行時間周辺の関係者全員の調査は終えている筈なんだ。
会話という所から直腸温度と言う振れ幅、こんな形で真犯人を導き出すというのが斬新と言うか、無理筋。。。

最終的には、真犯人 加瀬を逃がすために刑事の大輝が捜査の網に穴を開けるというお粗末なエンディング。
昭和の古い警察の闇体質と言うか、警察幹部の息子は捕まらないみたいな。。。
『直腸温度』みたいな理詰めに対して、アマアマの体質露呈で、ドラマは完全破綻です。
これで、刑事ドラマから恋愛ドラマに引き戻しているというならもっとやり方があっただろうに。。。

かといって、『最愛』と言う恋愛ドラマかと言うと全く恋愛シーンらしいところはありません。
梨央の父である達雄から託された加瀬がそうであったように、むしろ家族愛ドラマなんでしょうね。

色々と訳の分からない演出が目立つドラマでしたが、エッチやキスの無い恋愛ドラマ、家族ドラマとしてはアリなんでしょうね。


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