推理推察がお好きですか?
昨夜、一週間前に始まったTBSドラマ『アンチ・ヒーロー』を観た。好きな俳優、長谷川博己氏が主演ということで録画してあった。
感想はまだない。
弁護士と検察の裁判からはじまった第1話では、続きは第2話にもちこされた。その続きは今夜放映される予定だけれど、わたしが観るのは早くて来週。
けれど、まさにこれとそっくりな事件があったなぁと昔の記憶が蘇った。
もちろん話の筋は違う。
アメリカで長期にわたって争われていたリアルな裁判だった。
あの頃、日本とアメリカの法廷の様子は大分違った。
その事件では陪審員が注目を浴びていた。
買収などの噂が報道されていたりしたけれど、一般の人が裁判に関わることを驚きをもって観ていた。
日本でも今では陪審員制度があって、昨夜のドラマの裁判でもその制度が使われていた。
アメリカでは裁判がやたらと多い。
けれど、その裁判では、誰がどう見ても有罪だと思える有名人が無罪になった。もちろん国中の、いや世界中の人がそのことに驚愕した。敏腕弁護士が活躍する社会では、いかに陪審員に印象を強く刷り込むかが勝敗を分けたりする。
そんな裁判を見ていると、他国のこととはいえ推理小説を読んでいるようだった。
わたしは映画もドラマも時間があれば観たいタイプ。そこに描き出される人間模様が面白い。時に、まさか!と思えるような筋書きがある。とはいえ、現実の人間社会の方がもっと度肝を抜かれるこがおこったりするけれど、、、
同じようなことがスタエフで時に起こる。どなたが来て下さるか予測不能な場でliveで話していると、たまに頭の中でアラームが鳴る。
先日そんなことがあった。
米国と日本のお金の話しについて質問された。ほとんど初めての人だった。そこでわたしは誰もが知っている事実として、岸田首相が米国で話された防衛費についてお応えした。けれど、その方はGDPの2%ですから僅かな金額だとおっしゃる。
ここでオヤッと思う。
GDPの額を知らないケースもあるかもしれないけれど、それでも円がこれほど弱くても、この国の2023年のGDPは560兆円。その2%が少ない額であるはずがない。
こうした時に、何かを発信したいけれど自分のフィールドでは発信したくない人がいる。いや、普段そんなことを中心に発信されている方なのかもしれない。
けれどそれがわたしの配信の関心事というわけではない。
そんな風に、誰でも瞬時に推理推察することがある。
けれど、長谷川博己氏が主演のこのアンチヒーローはどうだろう。
どんな展開になるのだろう。
今の段階で恐ろしく苦労して弁護士になった人であろうことは推察できる。その人のストーリーが語られることで観る側は考え方が変わることもある。
ついていけるのかどうかはまだ分からないけれど、このドラマはわたしたちにこの国の特殊性という大きなテーマを投げかけるのだろうか。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
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