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デリケートゾーン(陰部)かゆくなった時のケア、お風呂場で座浴#ティーツリー編

デリケートゾーン関連のキーワードで一番検索されていたのは、かゆみ。インスタグラムでアンケートをとったところ、痒みに悩んでいる方は男女ともに結構いらっしゃいました。デリケートゾーンは前から後ろ、お尻の方まで悩みは多様です。今回は自宅でできる座浴のケア方法を紹介します。

男性のアンケート結果
よく悩んでいる 20%
直近でも気になることがあった30%
改善するために取り入れている 5%
悩んだことがない 45%

女性のアンケート結果
よく悩んでいる 40%
直近でも気になることがあった30%
改善するために取り入れている 15%
悩んだことがない 15%

かゆみの原因

かゆみの原因は大きく2つ。

  • かぶれ

  • 感染症

かぶれ

かぶれは、本当にありきたりに感じるくらいですが、下着の擦れや、生理用品を付けているとき、仕方なく諦めているところもあります。サイズの合わない下着から痒みが起こったり、またさらに別件でも下着のスレや乾燥から黒ずみに繋がったり、下着で常に覆われているので湿気や温度が高まりやすく、蒸れやすく、とにかく悪環境には間違いないです。

実はかゆみには正式な名前がついていて、これは接触皮膚炎と言います。誰もが気になったことはあると思うほどありきたりなのですが、痒みは微弱の痛みとも言うので気になってどうしようもない時もあると思います。皮膚は表皮、真皮、皮下組織の3つの層からできていて、一番外側の表皮は刺激から自分の体を守ってくれる役割を果たしています。ただ、デリケートゾーンの皮膚はとても薄く、体調によっても変化しやすい場所です。

刺激があるとかぶれが起こり、その原因には、皮脂、汗、尿、脂性の汚れ、さらにこれだけ蒸れていても乾燥したり、体質によってたくさんの刺激が原因で起こります。アレルギー性のものもあります。ただ、この汚れをしっかり洗い流す必要はありますが、ゴシゴシ洗うのは禁物なので、オイルクレンジングなどで優しく洗い流すことが大切です。

感染症

性感染症を含む感染症は、デリケートゾーンに痒みを起こす原因になります。性感染症は性的接触で感染する病気です。デリケートゾーンの粘膜は、皮膚ではないのでバリア機能が弱く、細菌、ウイルス、カビなどが入り込みやすいデリケートな場所です。病原体によって高温多湿になることで、さらに皮脂汚れが餌になり、繁殖する、まさに病原体にとっては最高な環境下です。デリケートゾーンの感染症は、性行為に限らずカンジダのように常在菌として体内にいる場合や、公共の浴場でうつる場合もあり、海に行った翌週に感染したという人もいます。

私自身もそうなのですが、ナプキンや下着の締め付けによるかゆみは、忘れてしまうほど後で考えてもそれほど気にならないので、あまり気にはしなかったのですが、過去に一番辛かったのが、カンジダによるかゆみです。人生に一度カンジダになったことがあるのですが、正月付近で仕事を追い込んでいたときに、ストレスで自分の常在菌からカンジダを発症しました。明らかな原因はわかっていて、これはトレーニング用の通気性の悪い下着をつけていて、睡眠不足が続き、過度なトレーニングを2日に1回行っていたときです。初めてのことだったのでとてもショックだったのと、痛痒く、眠れないくらい、じっと座っているのも辛いくらいでした。

かゆみの診断方法は、クリニックのウェブサイトにも記載されているので、ぜひサイトを拝見してみてください。特に、おりものの変化など、自分でも分かるほどの変化を感じたときは、迷わず速やかに病院に行くことも大切です。

かゆいときはどうする

石鹸でゴシゴシ洗いすぎると、本来の自浄作用が低下するので、ぬるま湯で軽く素手で洗う程度が良い。下着は通気性のいい綿素材がおすすめ。

自宅でできるティーツリーを用いたかゆみ対策ケア

今回は自宅でできるケア方法を紹介します。

ティーツリー

ティーツリーは安全性の観点からアロマテラピーの最初の1本に
選ばれることが多いそうです。抗菌を得意分野とするティーツリーは、カビに対しての研究論文が世界中で書かれています。カビは、真菌と言われる名前の菌です。女性の体でこの真菌が悪さをするのは、カンジダが代表的と言われます。ティーツリーには細菌、ウイルス、真菌に効果があり炎症を抑えさらに免疫をアップする作用があります。

私の実体験では、昨日久しぶりに唇にヘルペスができてティーツリーをオイルに薄めて塗ったのですが、翌日の今晩、早速カサブタになってだいぶ改善されました。扱い方は簡単なので、困ったときにはティーツリーを日常から使うようにしています。
以前愛犬から感染して、足の甲に円状に細菌性の赤いぶつぶつができたときも、痒くて2週間悩んでいたとき、ティーツリーを塗って3日でカサカサになり、5日目には目立たなくなっていました。万能薬ではないのでもちろん病院も頼りにしながらがいいのですが、近くに病院がないので緊急性が高くない時は、私はこうしてティーツリーを使いながらうまく自分をケアするようになりました。

●ティーツリーの座浴、簡単な使い方

洗面器にお湯を入れて、ティーツリーを3滴ほど入れて5分ほど浸かる。
洗い流さずにそのままお風呂から出るのがポイントです。

●クレンジングで洗いながらケアをする

毎日ケアするのに一番簡単な方法は、UMI+MIDORIでもリリースしたデリケートゾーンのクレンジングオイルです。オイルにはティーツリーが入っているのでお風呂場でクレンジングマッサージしながら、ゴシゴシこすらずに毎日ケアすることもおすすめです。

婦人科の医師の方にも、とにかくデリケートゾーンは常在菌を残すために洗いすぎず、そして、ゴシゴシもNG。お湯で汚れをきれいに落として洗うように進められていました。あとは下着選びですね。毎日のケアを上手にするために、自然由来でもここまで簡単にケアできるのようになったのも、楽なポイントです。

かゆみ対策は悩む方も多くいらっしゃるので、また別の回でも記事にします。

デリケートゾーンケアの製品のクラファンも、残り44日となりました。ぜひ生活の中に取り入れてみてください。デリケートゾーンケアもどんどん商品開発をさらに深めていっています。私も日々開発担当の研究者の方や自身の体験で知識を深めていきたいと思います。


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