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日記:4/6(アンガーマネジメント)

 今、というか30分前まで、死ぬほどイライラしていた。元彼女と電話をしていて、途轍もなく腹が立った。改札の目の前でうずくまりながら電話が終わるのを待った。結局、唐突にかかってきた電話は3時間以上経過してやっと、(比較的)穏便に切られた。

 正直このイライラは妥当なイライラだと思っている。多分同じ状況にあった場合100人中95人くらいはイライラするだろう。そういった類の、避けられないイライラだ。

 そういったイライラする状況に置かれた時、どうすれば冷静に対処できるか。これは大切な話だと思う。幸いなことに世の中にはアンガーマネジメントなるものがあるので、それについて考えてみようと思う。


怒りタイプ診断

 以前大学の講義でアンガーマネジメントについて学んだことがある。午後の授業ということもありうつらうつらしながら聞いていたので、あまり覚えていないのだが……。ただ、一つ覚えていることがあって、それは怒りタイプ診断なるものを受けたこと。いくつかの質問に答え、点数から自分の怒りのタイプがわかるというものだ。早速ネットで診断を探してみた。mashingup.jpに講義で受けたのと同じ診断があったのでやってみた。結果は……

威風堂々タイプ

特徴
プライドと気品を備えた、自他ともに認めるリーダー。自分自身を評価でき、自らを信じて前向きに進む力があります。

長所
どんな状況でも圧倒されることなく、堂々と自分らしくしていられます。行動力があって面倒見もいい。そんな勝者の雰囲気から、自然とリーダー格として周囲に認められ、自分でもその期待に応えようとします。

短所
自信過剰、自己中心になりがち。他人をコントロールすることに罪悪感がないので、上から目線な行動で威圧してしまうことがあります。低評価をされると意固地になり、自分を理解してくれる人にしか心を開けない側面も。人づきあいがいいようで、表面的な関わりしか持てていないことがあります。

怒り方の癖
・プライドが高く傲慢になりがち
・自分は選ばれた特別な人間だと思う
・人から少しでも大切に扱われたい
・権利、義務、欲求を混同してしまう

怒りのキーワード
自尊心 自信過剰 支配欲 プライド 不遜

改善トレーニング
誰かに対して「思い通りにしてくれない」とイラッとしたら、それは義務なのか、欲求なのか、権利なのかと考えるようにしましょう。義務であれば、それはやらなければいけないこと。欲求は、単純にあなたの希望。権利は、やることができるということです。自分が相手にしてほしいことはどれなのかを整理できると、ささいなことでイライラしなくなります。

mashing.jp

 威風堂々タイプ、らしい。自分がそんな荘厳な四字熟語の似合う人間とは思えないが、診断の内容はあらかた合っている気がする。常に自分が正しいと思っているところとか、プライドが高いところとか、まさに自分だ。いやはや、怒りタイプ診断、恐れ入った。

義務・欲求・権利

 嬉しいことに前述のウェブサイトには改善トレーニングも載っていた。確かに自分がイラっとするタイミングって、他人が自分の理想とは違うことをした時が多いな。そういう時はそれが義務なのか欲求なのか、それとも権利なのかを考えなさい、だそうだ。たとえばお金を返してくれないことは義務。お金を貸してくれないことは欲求。電話を拒否されることは権利。特に義務か義務じゃないかはよく考えないといけなそうだ。自分の正義で全てを捌いてしまう癖があるから。

タイムアウト

 講義でもう一つ覚えているのは、イライラしてどうしようもなくなったらタイムアウトを取るとよいということだった。これは確かに有効で、特に自分はほとぼりが覚めると一気に冷静になれるので、イライラの渦中から距離を取ることは大切だと思う。電話中にイライラしたら一旦切って少し落ち着いてから再開する。対面でイライラしたらトイレに行ったりして気持ちを落ち着ける。これは相手に悟られずにもできるし、もし信頼できる関係の場合は「冷静になりたいからタイムアウト取らせて」と伝えてもいいと思う。

まとめ

 イライラは不毛な感情。イライラに支配されるのではなく、うまくコントロールできるようになりたいと思った四月の夜だった。

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