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逃げてばかりいた過去の私に。。。ありがとう


子供たちがいなかったら。。。
私の人生は逃げてばかりだったと
思います。

その中で一番後悔していたのは
ピアノから逃げたことです。

幼稚園の頃から習い始めたピアノ
私の意思ではなく 祖母と両親の思いで。。
レッスンの日も家での練習も
楽しいと思ったことはありませんでした。

祖母と両親の期待に応えるために
続けてきたピアノ。。。
それは大学の受験の頃になると
苦しくなってきました。

そして受験を予定していた大学の先生に
レッスンをしてもらった時、
「あなたは、手が小さいからこれから弾けない曲が出てきます。一年浪人して親指と人差し指の間の筋を切って、関東の芸術大学を受験しなさい」
その言葉にどうにか保っていたモチベーションが
下がるだけで。。。

手の筋を切ってまでして その大学を受験することを受け入れられなくて。。。

そこで初めて両親にもう続けられないと
頭を下げました。

父には「ピアノを続けないなら、短大に行って
早く結婚するように」と。。。
その頃の私にはやっと辞められるという
嬉しさの方が大きかったのです。

でも 母が「もう弾かないならいらないでしょ」と
ピアノを売ってしまった時は
それまでは思わなかった気持ちが込み上げてきました。

人と向き合うことが苦手だった私は、唯一ピアノと向き合っていたことに気が付きました。

レッスンは嫌いだったけれど
好きな曲を弾いていた時は嬉しくて
悲しい時にはピアノに聞いてもらうように
弾いていたなって。。。

それからの私は孤独でした。
ピアノからも人からも逃げて
子供たちだけが支えでした。
病気をしてもっと孤独になって

ピアノを続けなかったこと
あの日逃げてしまったことを
後悔する日々でした。

もう弾けないし
きっと楽譜も読めなくなっているよな

ピアノもないし
もう一度習って弾く集中力も体力もない

とネガティブなことばかり考えていた日々を
頑張って生きてくれた過去の私に
ありがとう!と言いたいのです。

来世では
ピアノや音楽を楽しみながら
人と向き合える医師に
なりたいと思っています。
そう思うようになって、
私の中のネガティブが剥がれ落ちて
行っています。
逃げてばかりの過去は、そのための
課題をこなすための時間だったのだと
思えるようになってきました。

そして これからは神さまからプレゼント
していただいた時間だと思って 
日々の出来事と私らしく精一杯
向き合って生きます。
休みながら。。。
音楽や表現を楽しみながら。。。
やっぱり時々弱音は吐きそうですが(・_・;

今日この記事を書いたのは
ずっと怖くて逃げていた友からのメールを
見ることが出来たからです。
写真はその一部です

友はこのメールが届いた翌年の5月に病で
旅立ちました。

固定された記事の
『ひとひらの願い』は
この友が生きているうちに見てもらいたくて
書きました。


会うのは まだまだ先になる予定ですが
どこかできっと見ていてくれているなと
おもいながら。。。


今日もしっかり生きれたかな?


今日の終わりに私の好きなアルバムから。。。♪



今日もヘッダーに素敵な写真を
お借りしました。
ありがとうございます☺︎🍀

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