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キングダム アニメをだらだら見る。(紫伯の生き方)

槍の天才でありながら、王賁に敗れた、魏国の紫伯の話。

出世とは無縁(?)で、ただ生きるために必死に戦った紫伯は、いつしか、
紫季歌(しきか)という女性の為に、生きて帰ることを「生きがい」としはじめます。

これは、紫伯という武将にとって、「守るべきもの」という存在ができたことで、これから強くなるきっかけになる出来事であったと思います。

ですが、残念ながら、紫季歌(しきか)とは結ばれず、
しかも、最愛の紫季歌を策略により殺されてしまいます。
怒りとともに、策略にはめたであろう者たちと対立し倒し、幽閉されていたわけですが、
王が変わったことで、戦場に出ることになります。

相手は、秦の若手「王賁」。
経験上、紫伯の方が勝っていたと思います。
けれど、紫伯には生きる意味が全くなかったのです。

それに気づいた(急所を守ったりしない事)王賁は紫伯を倒しました。
王賁は、紫伯の想いも背負って戦っているのでしょうか。

作中には、主人公である飛信隊・信が、亡くなった大勢の想いを背負って強くなっていく姿が描かれています。
きっと、王賁にも倒した者の想いも背負って、大将軍のみる景色が見えるともっと強くなると思います。

結婚し、子供を持ち、守るべきものを得た王賁は強くなっていくと思います。ただ技術的な強さではなく、隊の部下達の人々への責任感と、
言葉に出したり、態度であったり、
ツンデレはもう年齢的に通用しません。
将軍ですから、部下の見本となる事をしてほしいと願うばかりです。

武力・知力共に優れている(武力は少し劣りますが)となると、父親の王翦よりは騰あたりの立ち位置を目指すのもありですよね・・・( *´艸`)
何回も死にかけているので、心配になっちゃいますよね。

あ、紫伯の話だったのに・・・( *´艸`)
紫伯の諸事情を、王賁は知りませんが、大きな自信と考えさせられる対戦相手になったのは間違いありません。