無駄がどんどんと…

umidas耕作所の衣笠です。

一冊の本が送られてきました。タイトルはあえて伏せますが、内容はパソコンをより使いこなして1秒でも無駄な時間をなくそうというものです。

昔の僕なら、そうか、このスキルを身につければ無駄が省けるのか、読んでみようかなとなったかもしれませんが、今の僕は違うんですよね。

今の僕は、逆に世間一般に言われる無駄のどこか無駄なんだろうって考えることに関心があります。そう考えていくと、無駄って、なかなか無いなぁと思ってしまうんですよね。そもそも何の基準を持って無駄と判断すべきなのか、それも全くわからなくなってきました。

無駄と決めつけて切り捨てることは、同時にチャンスも切り捨てていることだと思うし、それを活かせるのが自分かどうかは置いておいて、とにかくみんなが同じ無駄の判断基準を持ってしまうのは、それこそ世の中が貧しくなっていくような気がするんだけど…って、無駄を省いて利益効率を!と言っている人たちにとっては、何を言ってるのかって、感じなのでしょうね。

とにかく、今度、本を送ってくれる人がいたら、無駄を生み出す内容の本をお願いします。僕は、そこにある空白にワクワクしますし、何かが生まれてきそうな気がしてならないんです。

寄り道するから見つけられるものがありますもんね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?