「クスノキのひみつ」
umidas耕作所のutakoです。
世界は不思議でみちている。まなざしが変わると世界が変わる。今日、世界のみえかたがまたひとつ変化する一瞬があった。
それは、目の前のクスノキの葉っぱ1枚と向き合いながら、"植物博士"の話をきいた時のこと。
目をこらすと見えてくるクスノキの葉っぱの2つの点。赤いマルの中にひそむ2つの点はちいさな小部屋。そこに棲まうのは、なんと多くて1つの小部屋に50のいのちなんだとか!クスノキの木には葉っぱが何枚あることか!そこに広がる世界はまさに小宇宙。
葉っぱにみつけた小さな2つの点は「ダニ部屋」と呼ばれるお部屋だそう。そう、ダニの棲家なのだ。クスノキの葉っぱ1枚1枚に生きる相当ないのちの集まり。
クスノキは害敵の菌や動物などの天敵をダニをその身に住まわせることで葉をまもり、ダニは安息の隠れ家を得る。
"双利共生"というらしい。
なんてスマートでピースフルな関係性と仕組みなんだろう。
葉っぱ1枚1枚のひそやかなヒミツの関係。
それにしてもなんて嬉しそうに語る研究者。
好きを極める生き方もなんだかそれもスマートでピースフル♪
葉っぱをもぎり天井のひかりで透かす。葉っぱごしにみつめるちょっとした世界の透明感。
クスノキのひみつにくすくす。
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