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【ゆるめるロック】

umidas耕作所のutakoです。
昨日は天地がひっくり変えるような自分の中で革命的な体験があり、じわじわとゆるゆると変容する「からだ」を通した「ことば」を今日はその余波として綴ります。

昨夜は「身体の野生の感覚をとぎすます。。。!渡邉尚のストレッチワークショップ」へ。

主催はumidas耕作所のお仲間のまとばJOEさとこさん♪(こども遊びの天才アーティスト)。JOEさんが今、いちばん会ってほしい人!ということからして興味津々。

いや、ほんとに今、会っておきたい人でした!
JOEさん、ありがとうー。

身体の野生。


会った瞬間にことばはかわさずとも、なんだかとてもその身体の佇まいにただただ感動してしまいました。

とてもとても自然体。
なんてやわらかなんだろう。
なんてしなやかなんだろう。

どうぶつのようなにんげん。
いきものとしてのからだ。

目の前の床面に逆さまになってかろやかくるくると動く軌跡を追跡してはなんだかあたまがほどけてく。

時に、てがあしで、あしがて。
時に、てがてで、あしがあし。

手と足の分別は特に必要なく、全体としてただそこにあるからだの一部。

不思議だったのは目の前でおこる華麗な動きに、どうなってるんだろう?と疑問が一切自分から湧いてこないこと。いつもあんなに「なぜ?」が溢れてくるのに今日は全く。しなやかで美しい動きの繋がりにただただ見とれてしまう。疑問のうまれる余地、言葉による探求はこの日の私からはうまれず、必要なかった。目の前で起きること、体感することが全て!会って数秒でスイッチが切り替わる不思議な体験。

ただただ見つめて、ほほえんでいる、そんな感じ。

"フロアジャグリング"という独自の世界観を放つアーティスト渡邉尚さん。

そのお話もお人柄あふれ、やわらかく、そして、チャーミング。その世界観にくすぐったくなります。

「ゆるめることが、からだのストレッチ。」

様々なゆるめ方の発想と実践アプローチ、からだに対する見解をたくさん語ってくださる渡邉さん。

「空気の流れを感じる。からだがゆるむと空気はひんやり冷たい。あっ、ほんとだ!みたいな。」

じわーと響く自分の身体を通して体現されてく私の感覚ということばたち。

一番印象的だったのは、「ロック」の新しい発想。

ロックはなにかをなにかから守るためにロック(鍵)をしめるわけではない。ロックすることはどこか緊張感を感じさせる行為であった私にとって、とても大きな発想の転換。一点集中ではない新しいアプローチとの遭遇。

からだの皮膚は繋がっていて可動域を自在にしていくと世界の感度がまし、接点を敏感にもっともっと目覚めていくと、もっともっといろんなことを感じとれ、繋がりの中でもっとたおやかにうみだすことができるイメージ。

この「ロック」は体感してみないと掴めない。

ぜひ、渡邉尚さんに皆さんも出会ってほしい。

そして感じてほしい。

からだ中に、ものごととの接点は分散され、わずかな接点に身をゆだねてたおやかにダイナミックに動けるという可能性。

一点集中では味わうことが出来ない開放感。繋がってること、連動への信頼感。

どこにもちからがはいらなくても世界は成立するのか〜。

なんたる‼︎

そして、ほんとにゆるむことは、むしろ個々が豊かに活動し全体としての存在するような在り方。皮膚は波打ち、音や空気、みえないものをキャッチする。どこかに"しわよせ" されるのではなく、 ぜんたいに "しあわせ"がただよう。

空気と挨拶できるくらいの身のこなしに私もいつの日か☆

まだまだその境地にはたどりつけず実感できないけど、そういう感覚が実在することを目の当たりしリアリティを感じる時間でした。

百聞は一見にしかず。
やっぱり会って体験することがいちばんだね。

ありがとうー♡


…special thanks…

渡邉尚さん
http://atamatokuchi.com/

まとばJOEさとこさん
https://ja-jp.facebook.com/kodomoomobu/







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