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『アウトプット大全』要約

こんにちは。お久しぶりです!

東京でも緊急事態宣言が解除され、以前よりも家以外で過ごす時間が増えました。皆さんはどのようにお過ごしですか?

実は、5月中にハマっていたことがあって。。それが、中田敦彦さんの「YouTube大学」を観ることなんです!(知ってる人多いですよねきっと!)

あっちゃんを観ているうちに、私も本を要約する能力を身につけたいなぁと思ってきまして、、

すぐに実行しよう!と思ったので、これから1日1冊本を速読してこのノートにまとめてみることにしました😀(いつまで続くかはわかりませんが、、)

では早速今日読んだ本を紹介します。

今日読んだのは『アウトプット大全』です。名前からすると、ビジネスマンが書いたのかなぁ?という印象なのですが、実はこれ精神科医の方が書いた本なんです!この著者は、アウトプット(つまりは、書いたり話したりすること)によって人間関係や自分の考え方が変わりうつ病やその他精神疾患を予防・治療できると主張しており、この本を書くに至ったそうです。

早速ですが、この本はある質問から始まります。それは、「月3冊読書をする人と月10冊読書をする人はどちらが成長するのか」というものです。一見すると、多くの本を読んだ人の方が成長しそうですよね。

しかし、著者は、大事なのはインプット(本を読むこと)ではなく、アウトプットなのだと言います。(タイトルから想像できるかもしれないですがw)そして、多くの人はアウトプットが足りていないというのです。

インプットとアウトプットには適切な比率があり、それが3:7の法則です。そして、アウトプットの後にフィードバック(短所克服や長所伸展、なぜを解決する、人に教えてもらう)などを加えることでより成長につながります。

この本では、現代人に足りてないアウトプットの具体的なノウハウを知ることができます。この本で取り上げられているアウトプットは大きく分けて、①話す書く行動するの3つです。一つ一つについて具体例がたくさん書いていたのですが、私が特に印象的だと思ったものだけまとめてみます。

①話す

話すことは最も手軽なアウトプット方法であり、すでに意識している人も多いかもしれません。より話すことの質を高めるために、5つのトレーニング方法を紹介しましょう。

1−1 ポジティブな言葉を増やす

ノースカロライナ大学の研究によると、職場でのポジティブな言葉の割合が高いチームほど、ビジネスで高い利益を上げ、チームメンバーの評価も高かったそうです。具体的に、ポジティブとネガティブの割合は3対1以上が良いと発表されています。この本で幾度と指摘されているのが、発する言葉と脳の関係です。無意識にネガティブな言葉を言ってたとしても、人間はその言葉に引っ張られて気持ちも暗くなってしまうのです。また、悪口をいうことも百害あって一利なしと指摘されています。

1−2 非言語コミュニケーションの重要性を自覚する

コミュニケーションは、実際に発する言葉の“意味“を示す言語コミュニケーション、それ以外の視覚情報(外見、表情、仕草など)や聴覚情報を示す非言語コミュニケーションに二分されます。心理学には『メラビアンの法則』というものがあります。メラビアンの法則とは、人は言葉の意味そのものよりも、非言語コミュニケーションを重視しているという法則です。これは実験によっても検証されており、いかに、アイコンタクトや笑顔、うなずきなどが重要かが再認識できると思います。

1−3 挨拶、雑談の重要性を自覚する

人間同士の関わり合いを円滑にするためには、長時間にわたってゆっくりと話すことではなく、挨拶や雑談といった日常のちょっとした関わり合いが大事だと主張します。ここで、面白い具体例を挙げていました。それが、父親の家族に対するコミュニケーションについて、「月に1回旅行に行こう」というよりも「1日に5分話そう」という方法の方が圧倒的に家族との仲を深められるというものです。この例を聞いて、確かになぁと納得してしまいました(笑)

1−4 プレゼンなど、緊張することによって能力を伸ばす

1−3までは、正直「アウトプットなの?」といった方法でしたが、これはまさにアウトプットっぽい方法ですよね。プレゼンなど人前に立って何かを話すことは、緊張してしまうため苦手意識を抱いている人は多いのではないでしょうか?しかし、この“緊張“が人間にとって良い影響を与えるそうです。生理学者ヤーキーズとドットソン博士の1908年の研究では、マウスに黒と白の目印を区別するように訓練しました。マウスが色を間違えた際には電気ショックを与えたのですが、その電気ショックが強すぎず弱すぎない適度な程度の場合に(電気ショックがない場合ではなく!)、マウスは最も早く学習をしたそうなのです!私はこの結果にかなりびっくりしました…。したがって、プレゼンなど、あえて緊張する場に立ってアウトプットをすることはアウトプットの能力を伸ばすとても良い方法なのです。

1−5 説明する

この章では、人間の記憶について、意味記憶とエピソード記憶という2つの分類が挙げられました。例えば、三角形の面積について、なぜ(底辺)×(高さ)÷2 なのか、皆さんはわかりやすく説明することはできますか?答えは、「まず三角形を含む長方形を書きます。三角形の頂点から垂直に線を下ろします。そうすると、左側と右側に面積の等しい三角形が二つ現れました。だから、長方形の面積『底辺×高さ』を2で割ると三角形の面積になるのです。』となります。

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こういう風に公式を記憶していると、長期的に保存されます。(三角形の面積の公式は頻度が高いためこのような方法を使わなくても長期保存されるのですが)これがエピソード記憶です。エピソード記憶を作るために、自分のインプットした内容を人に説明することは大いに役立ちます。

次に、②書くの方法紹介に入ります。書くことは、私が今やっているアウトプットの方法ですが、特にビジネスにおいて活かせそうな方法が載っていたので紹介していきたいと思います!

2−1 To  Doリストを書く

これ、実は私が昔からずっとやっていることなんですよ!(嬉しい)大学の課題とか、たくさん授業をとっていると忘れがちなので、よく机の前に紙を貼ってリマインドしていました。この本で挙げられていたのは、毎日朝起きたらその日のTo  Doリストを書く、という方法です。また、そのTo  Doリストは⑴紙に書く⑵常に机の上に置いておく⑶達成したら豪快に斜線を引くというポイントでより効果的なものになるそうです。

2−2 抽象のアナログ、具象のデジタル、と分けて利用する

これは、社会人や大学生がパワポを作る時に活用できる方法です。何かのお題に対して、急にパワポを起動して書こうと思っても難しいですよね。そんな時には、1枚の紙にざっくりと大枠をまとめることが有効だそうです。実際、紙に書くという作業は脳幹網様体賦活系という部位が刺激され、大脳皮質全体(考える部位)に信号が送られるため、脳の活性化につながるそうです。大枠が決まったら、その後デジタルを使って具体的に書いていく。この流れによってパワポを作る工数や質は圧倒的に改善されると主張しています。

2−3 絵や図を書く

これは、私が1−5でも実証しています。三角形の面積について、私の『』文だけを読んですぐに理解できた人は少ないと思います。しかし、図があったことによって、理解を助けたでしょう。また、絵や図は理解だけでなく、記憶にも役立つそうです。抽象的な概念や覚えにくい事柄は積極的にノートに絵や図を書くのが良さそうですね!

2−4 問題を解く

ワシントン大学の研究で、学生に40個のスワヒリ語を暗記してもらう実験が行われました。一つのグループはテストのたびに全問を解き記憶をし、もう一つのグループはテストでミスをした問題のみ記憶をし直すというやり方で行いました。その結果、前者の全問を解き直すグループの方が記憶率が高かったのです。このことから、あらゆる勉強において、教科書を読むことよりも、沢山問題を解いていく方が有効だと言えます。(私はこの方法を大学受験の際使っていました!早稲田の過去問20年分くらい解いてたw)

最後に、③行動する の方法をまとめて紹介します。

行動するということにおいて、とにかく“始めること“と“続けること“の大事さを強調しています。始めることについては、よく聞く「まずは5分」という言葉。これは科学的に事実で、作業興奮と呼ばれる「ある作業をしていて楽しいと思うこと」ものを出す脳の側坐部という部分は、ある程度の刺激がないと活性化しないそうです。その刺激は、たったの5分の作業で作れるみたいです。勉強や就活、バイトが嫌でも「まずは5分!」と思って初めて見ればそのうち軌道に乗ってどんどん楽しくなっていくのです。

また、続けるということに必要なのは⑴今日やることだけを考える⑵楽しみながら実行する⑶目標を細分化する⑷結果を記録する⑸結果が出たらご褒美をあげるということだそうです。これを聞いて思ったのがダイエット。。ダイエットって続けるのが難しいなぁとずーっと思っているのですが、それは明確な目標やそれに伴う期限を決めないでだらだらやっているからではないかな?と思いました。これは、勉強などについてもそうですよね。常日頃から勉強するのは難しいけど、試験がある時はがむしゃらに勉強しますよね(笑)(常日頃の勉強を続けられるように頑張ります、、)

以上がアウトプット大全の要約になります!

いかがでしたか?

一日中要約をするわけにはいかないので、本を1時間で読んで1時間でnoteを書くと決めて書いてみました。急いで書いたので拙い文かもしれないですが、まさに↑に書いてある続けるための方法を生かしながら、大学卒業くらいまで続けていきたいなぁなんて思っています。

頭が良くなるためには勉強しなさい!というのが常識ですが、本当に頭が良い人って、友達と勉強を教え合いっこする人だったり、よく授業中に発言して自分の考えを説明する人だったなぁと思い出しました。

社会の中でも、アウトプットができる人の方が能力が伸び、良い評価をもらうというのは想像しただけでも納得しました。

この方法を生かして、自分の能力を伸ばすために頑張っていきたいと思います!

では、また明日の投稿を楽しみにしてくださると嬉しいです😊

読んでくださってありがとうございます!

うみえ




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