インディーズゲーム開発。面白いものを自由に作る。制作中の自分を信じる力

 創作という世界においては、ゲームに限らず作業の途中で、時に手がとまり、果たしてこれでいいのか?という思考はつきない。

 特にゲームは、開発時間が長く、絵を用意し、音楽を用意し、シナリオも用意し、開発用のツールやプログラムを駆使して作業を行うため、その労力は計り知れないものがある。

 自身のゲームを開発中にも、多くのライバルが新作をリリースし、ユーザーを賑わせる。果たして自分のゲームは、ユーザーに受け入れられるだろうか?公開するまでは、常にその葛藤との戦いだ。

 その時に重要なことは、自分が好きなものを作っていること、そして、その面白さを自分で信じているということだろう。

作り、テストを行い、ブラッシュアップする。完成までそれを繰り返し、緊張と期待で胸をいっぱいにしながら、公開にこぎつける。特にインディーズゲームにおいては、話題にならなければ、メジャー陣営のビッグタイトルに比べて風前の灯火になりやすい。

 昨今のアプリストアなどは、インディーズゲームのカテゴリがあり、そこでは新進気鋭のゲーム達が遊ばれることを待ちのぞんでいるのだ。

 大手のレビューサイトはもちろん、ストアでの評価や感想などで口コミを広げて、多くの人に届くことを願いながら、インディーズゲームの開発者達は、日々真剣に開発を行っている。

 自分が今開発しているゲームは、面白いとまず自分が思い、それを信じ抜き、折れぬタフさ。それは口で言うほど簡単ではない。諦めや焦燥感、別の開発者のゲームを見て無理だと言うネガティブな発想。

開発者の考え方、性格いかんによっては、あらゆる精神的弊害が理由で、開発が中断されることもあるだろう。

 完成させるという執念、完成しなければ今までの作業も無駄になる。必ず出すというポジティブな決意、自分で自分を鼓舞する強さで、開発中のゲームを、完成させる。

 自分を信じるということは、大切なことだ。単純に前に進むことが困難な現実を乗り越え、インディーズゲームの開発陣達は、今日という日もまた、自分を信じて、理想のゲームを生み出していく。

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