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投資#22 価値ある引っ越しにするには

最近、引っ越しのために見積もりをしてもらい、引っ越しも終わりました。

インターネットにある情報を参考にしましたが、私自身の体験も踏まえて、引っ越しの見積もりはどうやってもらうべきなのかを整理してみました。

結論としては、比較サイトはどこでもよさそうで、相見積もりをしてもらうのは必須ということです。

ありきたりな結論ですが、その結論に行きついた課程と、引っ越し業界のビジネスモデルの変化を紹介したいと思います。

比較サイトは使うべきか?


引っ越しの見積もりをしてもらう際に、検索をしていると十中八九、引っ越しの見積もりの比較サイトに到着すると思います。

相見積もりをとることは重要だと思いますので、比較サイトを使うことはOKだと思いますが、いくつか注意点もあると思います。

比較サイト内で相場が表示されるか

比較サイトの中には、相場が表示されることをうたい文句にしている比較サイトがありました。正直なところ、あってもなくても参考にならないなと思いました。

私が希望した時期では、「最低価格~最低価格の3倍」と表示されて、全然ありがたみがありませんでした。

これでOKな人もいるんでしょうけれども。

連絡を許可する業者を選択する

一応目には留まりましたが、連絡を許可する業者をチェックボックスで選べるようになっていたのですが、何も考えずにスルーしてしまいました。

その結果、約2時間の間に30件ほどの着信がありました。

休日の夕方に比較サイトに登録をしたので、連絡は次の日ぐらいに来るでしょうとスマホを放置していました。気づくと、30件ほどの着信があったということです。おそらく、同じ業者から複数回かかってきたものと思います。

それに気づいて、次の日はスマホをなるべく近くに置いておきました。

ところが、次の日以降、電話をしてきて、見積もりの予約をしたのは4つの業者でした。登録した日に電話をしてきた業者はほかにももあったと思いますが、次の日の電話はなかったようです。

引っ越し業者の3つ戦略

引っ越し業者の種類を邪推すると、大きく2つのタイプに分かれるのかなと思います。

(1)   さっさと予約を取り、決断を迫るタイプ
(2)   先に競合が見積もりをしていることを把握して、競合よりもよい提案をするタイプ
(3)   真打登場タイプ

(1)のさっさと予約を取り、決断を迫るタイプは、先手必勝型の営業をしているのかなと思います。おそらくですが、2日目以降電話をかけてこなかった引っ越し業者は、この手のタイプかと邪推します。

押しに弱い方は注意かもしれません。最初の電話の嵐を避けて、落ち着いたころに電話をかけてくる業者に絞ると高値で契約をしなくても済むかもしれません。

(2)の先に競合が見積もりをしていることを把握して、競合よりもよい提案をするタイプは、依頼者側としては、よい業者と思われます。

おそらくですが、大手の引っ越し業者でなくてはできない戦略かなと思います。

(3)   の真打登場タイプも、依頼者側としてはよい業者と思われます。

こちらも大手の引っ越し業者でしかできない戦略かもしれませんが、直近2,3日での見積もりの予約が取れずに、4,5日後に見積もりに来てくれました。

だいたいどの業者も、何社見積もりに来てますか?というのは聞いてくるのですが、あまり隠す必要はなく、正直に伝えたらいいと思います。

真打タイプは、何社見積もりに来ているかを考慮して金額を提示してくれますから、最初の提案から低めに出てくることがあると思います。我が家ではそのような感じでした。

だいたいこんな3つのタイプに分類されるのではないかなと思います。

引っ越しの料金を抑えるためにしておくこと3点


これらは、インターネットで調べればすぐにわかることではありますが、なるほどねと実感することがあります。

(1)   引っ越しの時期に余裕を持たせること
(2)   引っ越しの時間帯も業者の都合に合わせられること
(3)   高価な家財を所有していないこと

単身でなく、ファミリーの引っ越しなので、営業さんの下見は必須です。下見をしてもらうと、最初に基本料金を示されます。

この基本料金は、依頼者側の都合に100%合わせたときの料金とのことでした。

つまり、引っ越しの時期を調整できたり、時間までも融通を効かせられたりすると、割り引かがあるようですね。

ある引っ越し業者さんでは、希望の時期にあまり枠がなかったようで割引が低かったですが、違う引っ越し業者さんでは、希望の時期に枠がありすぎたのか、この週ならいつでもこの金額でOKですよ、と言って金額の提示がありました。

なので、やっぱり相見積もりは重要です。

引っ越し業者さんも、この時期ならいくらで契約を取りたいとか、売り上げの関係で必ずありますので、そこのボーダーラインが各社違うからです。

いきなり希望の金額を提示されて、ド・ストライク!

って、なっても、時間に余裕があるのならば、相見積もりをしたほうがいいです。

あと、(3)の高価な家財を所有していないことも、重要かなと思いました。それは、引っ越し業者は、よくよく聞いていると、長所が微妙にことなります。

簡単なところでは、安く引っ越しできるか、丁寧な引っ越しのために社内研修や教育が充実しているとか、です。

我が家では、引っ越しのために途保険に入るような高価な家財はありませんでしたから、安い+アルファを選んでしまいましたが、高価な家財を持っていたとしたら、社内研修や教育が充実している引っ越し業者を選んでいたと思います。

異色の引っ越し業者


4社に見積もりをしてもらったのですが、そのときに気づいたことがあります。それは、デジタル化の差です。

だいたい引っ越しの見積もりは、カーボン紙で、なんて思っていたのですが、ある1社はPad形状のデジタル端末で見積もりをしてくれました。あー、この引っ越し業者は、デジタル化が進んでいるんだなと思いました。

そして、これは他社にもあったのですが、家電も売っているのですね。

エアコンは家電量販店で買おうかなと思っていたのですが、型落ちでなくても、希望している金額で購入できるということでしたので、エアコンもついでに依頼することにしました。

本当は、季節を見て、安い時期に買いたいなとは思っていたのですが、引っ越しの時期を暑い夏が終わってからにはできなかったので、妥協したといえば妥協しました。

引っ越し業者もいろいろと関連する事業に手を伸ばしているようで、もはや、家電量販店が引っ越しをしているようにしか見えませんでした。いろいろと業態を変化させて、各社生き残りを図っているのだなと、わずかばかりですが、引っ越し業界のビジネスモデルの変化を見れた気がします。

あとは、これが欲しかった!


欲をいえば、テレビアンテナの工事もオプションでやってくれたらいいのになと思いました。

今回、依頼しなかった一社にはテレビアンテナ工事のオプションはありませんでしたが、他社にはありました。

その引っ越し業者も家電を販売していたので、もうちょっと聞いてくれたらこのニーズを応えられところ探してますって言えたのに・・・。

もしかしたら、トータルのコストは、低くなったのか??なんて、なかったことを考えてしまいます。

引っ越し当日


朝8時過ぎから始まり、昼1時半には終わりました。

荷造りした段ボールがあれよあれよという間に運び出され、11時前には運び出しが終わりました。

単身の引っ越しの時は何も感じませんでしたが、年齢を少し重ねて、手際の良さに感動を覚えましたね。それに価値を感じさせられ、プロだなと思いました。(ちょっとしたことでも感動するタイプなんじゃないかと思われるかもしれませんが)

その引っ越し業者の社員教育が徹底しているのもそうでしょうし、リーダーの仕事への向き方もあったのかもしれません。

いい仕事っていうのはこういうのだよなと、言語にするのがとても難しいのですが、体験すると理解が進みます。

今の仕事で、味わった感動を私が提供できているか、提供できよう努力しているか再確認せねばと思いました。

まとめ


やっぱり相見積もりは重要でした。交渉が苦手な方は、金額は教えたらだめなんでしょうけど、何社見積もりに来てもらったとかはしゃべっていいと思います。値下げの提案を少なからずしてくれますから。

また、引っ越し業界でないところで働いているので、違う業界の仕事ぶりを見て取れました。これもなかなかの勉強になりました。高いレストランに行ってとか、ホテルに泊まってみたいな経験を進める本もありますが、身近なところでも勉強の題材は転がっていますよって思いました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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