見出し画像

うみらぼプレオープンイベント 開催レポート

こんにちは!うみらぼ事務局です。
2年以上の月日をかけて準備を進めてきたうみらぼが、ついに開業を迎えます!

今回は、2024年3月2日(土)に行われた、プレオープンイベントの開催レポートをお送りします!
(プレオープンに関するリリースはこちら

この日は工事関係者や地元事業者など、多くの方にお越しいただきました。
工事・融資・経営のアドバイスなど、さまざまな方向からサポートくださった方々をこうしてお迎えすることができ、感無量でした。

うみらぼ代表・川野のご挨拶で始まったオープニングセレモニー。うみらぼのこれまでを振り返り、これからの展望を力強く語りました。
セレモニー内では、うみらぼのコンセプトムービーを放映し、今後のサービス内容をご紹介しました。


続いて行われた「竣工の儀」では、工事関係者と代表・川野が鍵置き場を設置しました。

工事関係者の皆さんが、手慣れた様子で釘を打ち込んでくださいました。

これにて、うみらぼ1棟目が無事完成しました!

オープニングセレモニーの後は、屋外のウッドデッキに移動し、地域課題についてのパネルディスカッションを実施しました。
パネルディスカッションでは、株式会社おてつたび 代表取締役CEO 永岡里菜さん、FOLK FOLK Inc. 代表取締役 東山迪也さん にご登壇いただきました。

永岡さんには、人手が不足している地域と、地域で活動したい人をつなぐプラットフォーム「おてつたび」の代表として、東山さんには、伊勢市や志摩市など、地域内で活躍する事業者として、それぞれ地域の内外からの目線でお話しいただきました。

「それぞれの立場で地域課題をどう捉えているか?」というテーマについて、永岡さんは、東京から見た地域を「関わりしろはたくさんあるが、関わりはじめる入り口がむずかしい」と感じているといいます。
「おてつたびは、サービス登録者5万人のうち約6割が20代。都会に住む若い人たちに、おてつたびを地域に関わる入り口と捉えてもらっている。課題というとネガティブに見えがちだが、人手不足という課題を地域との出会いのチャンスにしたい」と語りました。

東山さんも、地域課題をチャンスと捉えて、伊勢志摩の地域内でさまざまな事業を行なっています。
国府の浜にあるCO Blue Centerもそのひとつ。地域課題のひとつである、空き家を改装したサテライトオフィスは、社会課題解決に取り組む起業家や地域の事業者、行政職員が集う場所になっています。

2023年12月に開催した「うみらぼハッカソン」にて
CO Blue Center を訪問した様子

うみらぼも、英虞湾に残された真珠養殖場を地域のポテンシャルと考え、事業を進めています。地域課題をチャンスと捉えて取り組むことが、地域課題解決の第一歩なのかもしれません。

続いて、「地域課題に対して、都市から・地域からどんなアプローチができるか?」という問いに対して、永岡さんは「地方の人口減少は避けられない。地域の外の人に頼りながら、地域経済を持続させていく方法を考えなければいけないと思う」と語り、地域の外との交流の必要性を説きました。

東山さんは、実際の取り組み事例を挙げながら、「地域を取り巻く人々が良い関係を続けるために、地域に腰を据えて課題解決に取り組む人が、役割を割り振ってあげることが大事」と語ります。
また、「地域の人が、自分自身のできることを主張できるようになることで、役割を割り振りやすくなる」と、プロデューサー目線で感じていることも伝えていただきました。

うみらぼも、地域の内外の人が集い、知恵を持ち寄って課題を解決できる場所になっていきたいと考えています。
今回のパネルディスカッションが、まさにその第一歩になったのではないかと思います。

パネルディスカッションの後は、志摩の海産物を食べながら、来場者同士で語らい、うみらぼの空間を楽しむひとときとなりました。 天気にも恵まれ、多くの来場者にうみらぼの魅力を体感していただけました。


うみらぼは現在予約受付中です!英虞湾の大自然の中で、非日常的な時間を過ごしてみませんか?
↓複合リトリート施設「うみらぼ」予約サイト↓

※プレオープン期間中は、ご利用されたお客様のご意見をもとに施設・体験のさらなる改善に繋げてまいります。グランドオープンの時期については、随時公式サイトにてお知らせいたします。


この記事が参加している募集

ふるさとを語ろう