Aくんと3回目のごはん。
(2回目はコチラ)
正直、行くかどうかはすごく迷いました。

だって、3回目ってそういうことじゃん？！
告白されてもおかしくないじゃん？！

けど、私はまだAくんには決めきれない。
そう思っていました。
話してて盛り上がらない、、、
それにアプリで会って3回目って早いのでは？
と思っていたのもあります。

盛り上がらないのにまだ誘うか、と思ったのですが
三度目の正直、3回目は楽しいかもしれない
という理由をつけて会いました。
(実際は断るのが苦手なだけ、ごめんなさい)

でもそういう雰囲気になりたくなくて
せめてお昼ごはん！！ということにしました。

場所はなんと、Aくんの最寄りの駅。
私の家からは少し遠いです。

何故かというと、平日だったので、
在宅勤務のAくんがお昼のタイミングで
少し家を出れるとのことだったので、
最寄りまで来て欲しいとのことでした。

新宿じゃだめかな？と打診しましたが、
新宿から13分だから、と。(細かい)

そして当日。
なんとAくん待ち合わせに30分遅れてきました。

まあ仕事だし仕方ないですよね。
私、待ち時間にわりと寛容なタイプです。
友達のこと2時間以上待ったこともあります。
(もう帰れよ)
1人でいくらでも時間潰せるタイプなんですよね。

遅れてきたAくんは、

「ほんとごめん、、、寒かったよね、、」

と、謝るや否や、私の手をさすってきたのです。

え？え？どうしたいきなり。

とりあえず一旦気にせず歩くと、

「手繋いでもいい？」

え？え？昼間だからそのパターンはないと思ってた私が甘かった！！！(笑)
まあ3回目だもんね。
3回目ってそういうことだよね。
進むときだよね。

「あーうん、いいよ」

まあ手なんて誰とでも繋げるので、、、

手の繋ぎ方、若干違和感。
あまりフィット感もなく、というか
私がソフトに握りすぎていた(笑)

とりあえず、お昼はパスタを食べました。

話はほんとに盛り上がらない。

突然Aくんから頼みが。

「食べ物と一緒に写真撮っていい？」

「え？私の？」

「うん」

「いやあ、恥ずかしいからいいよ」

これ、前回もだったのですが、
Aくんは何故か私のピンの写真を撮りたがるんです。
(付き合ってからにして？？？)

そして、いよいよお会計、、！

(Aくんの時、お会計のことばっかり！
私、改めて性格悪い！！)

パスタ、2人で2000円程度、完全に割り勘でした。

私、前日に友達と電話してたんです。

あっちの最寄りに行くから、時間とお金使って
来てるわけだし、さすがに奢ってくれるかな？
(Aくんは彼女じゃない女には奢らないと
いい加減学べよ、私。汗)

それに加え、遅刻がありました。

私は周りの友達と、こっちの方来てくれたから
多めに払うねーとか。
遅刻したからスタバ奢るね、とか。
お釣り出たら、これタクシー代に使いなよとか。

そういうなんか、やんわりと、
そういうのが当たり前にあるんです。
というか、それが普通かなと。
人付き合いの気遣い的な、意味で。

わざわざ来てくれたっていうことで。
(たまにですけどね。基本は中間なので)

だから、今回はAくんの最寄りまで行ったわけだし
(しかも若干遠い)
それくらいの気遣いがあってもいいんじゃないか
と前日に友達と電話で話してたんです。

友達はそこまで頑なに奢らなかった人が
そんなことするわけないじゃん、と言ってましたが
普通の人ならここまで来させた、
という感覚があるかなと思ったので、
まあ、、、期待を込めちゃったんですよね。

文句は置いといて、そんなこんなで、
完全に私の予想とは外れた
(ある意味当たっていた？)ため、
もやもやしたまま終わりました。

Aくんのこと好きになれそうもないから
損得で考えてしまってたんだと思います。
(これは後に私がそう感じることになった
登場人物がいるので、また話しますね)

嫌なやつです、私。
少し自己嫌悪しながら、やっぱりそういう感覚含め
Aくんはないな、と思ったので、会うのはこれで
最後になりました。

とても優しい人だったので、
きっとすぐ彼女ができると思います。
静かで落ち着いてるAくんに合う人に
出会えてたらいいなと思います。

【Aくんの話おわり】