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全文検索Fessをバージョンアップしてみた

久しぶりのFessネタ。

4月に入りFessの14.13がリリースされていることを発見。
これまで14.9を動かしていたわけですが、連休を前にバージョンアップを実施することにしました。
劇的には変わらなくても新しいもののほうが良いはず!
ではとりかかりましょう。

アップグレード

公式にアップグレードの手順があります。
しかし、今回は連休前。インデックスを再構築する時間はたっぷりとあるため、データの移行は行わないことに決定。
設定完コピの新環境を立ち上げることにします。

本番環境のバックアップ画面からbulkファイル、propertiesファイルを保存します。
正直、これですべての設定が移行できるものだと思っていました。

さて、新環境の構築を開始です。
1.Fess14.13フォルダにFessの最新版を展開
2.Opensearch2.13フォルダにOpensearchの最新版を展開
旧バージョンのFessとOpensearchを停止してから、
新バージョンのOpensearch、Fessの順で起動。

Bulkファイル、Propertyファイルを読み込ませて移行完了!
ではありませんでした。

まず、Opensearchのメモリ設定は以前のバージョンを参考に同じ値を設定、
Fessのクロール、ヒープメモリも設定ファイルを開いて修正が必要でした。
また、システム全般の設定もやりなおしみたいです。
Ldapの情報などはスクショを見ながら再設定。
この辺はPropertiesファイルに含まれてそうだけど、手順を飛ばしてしまったかも。

あとは、サイト名、ロゴ画像も変更していたので、これまでのものに変更してできあがり。
空っぽではありますが、新環境のFessが稼働できるようになりました。
念の為クローラーの設定なども確認、ちゃんとインデックスが構築されていることを確認して、ゴールデンウィークに突入することができました。

そして連休初日になって除外するファイルサイズがデフォルトのまま10MBになってそうだなと気づいたのがついさっき。

最近はOfficeのファイル、特にパワポの力作なんかは10MB超えはざらなので、仕事が始まったら50MB制限に変更してあげなきゃなと忘備録も兼ねて記事にしてみました。

🙏バージョンアップで使い勝手がよくなっていますように。
🙏無事に休み明けに完成した環境が稼働していますように。


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