キャッチでM-1

M-1をキャッチコピーで振り返る。

今回はM-1グランプリ2004を視聴しました!M-1では毎年出場者にキャッチコピーをつけています。そのキャッチコピーを見て、各組のネタを振り返りたいと思います!

1. “リベンジ” 千鳥
2年連続の出場。そして、2年連続トップバッターの千鳥!
2003年に出場した時は、屈辱の最下位でしたが、今年こそは雪辱のために…!そんな彼らに付けられたキャッチは “リベンジ“ というものでした。
ネタの内容は、「趣味は中世のヨーロッパ」というクセがつえぇ!漫才でした。「さあ、丘に行こう」とか、少女漫画に出てきそうなセリフもあったりでした。

2. “直球勝負” タカアンドトシ
ラストイヤー!北の大地北海道からタカアンドトシが参戦です!
“直球勝負” というキャッチコピーが示すのは、正統派漫才そのものでした。たかさんがボケをかまし、トシさんがそれにツッコミを入れる。気をてらったような仕掛けもなく、正にシンプルイズザベストの漫才で面白かったです!
ところでこの頃はトシさん、「欧米か!」はまだ言ってなかったんですね。

3. “ “ビート” の遺伝子“ 東京ダイナマイト
オフィス北野からの刺客!
ネタ前のナレーションによると、ビートたけしさんに「うち(オフィス北野)から遂に売れるヤツが出てきた」と言わしめたとされています!
ネタは、タクシーの運転手。ド派手な格好でステージに登場し、刀を持ち込んだりと色々派手で目立つコンビだったと思います。

4. “ The 渋谷系” トータルテンボス
私が大好きな芸人の一つです!
“The 渋谷系” というキャッチが示す通り、藤田さんが「ハンパねえ」といった若者言葉を使っていました。また、ネタの内容が「最後が る で終わる言葉(トラブルなど)は動詞にできるから、新しい動詞を作ろう」というもので、これもいかにも若者らしいと思いました。ところで、「金正日る」はまずくね?汗

5. “初物尽くし” 南海キャンディーズ
南海キャンディーズは正に「初物」に溢れていました。
2003年結成。“初“めての一年で、“初”出場。また、しずちゃんは、 “初” の女性ファイナリストであり、また、 “初“ の男女コンビでもあります。これほどにも初がある芸人だったので、注目度も高かったと思われます。
しずちゃんがユルいボケをかましまくるというネタで決勝進出です!

6. “支離滅裂のアーティスト” POISON GIRL BAND
正に支離滅裂!ちょっとおかしい漫才でした!おかしいというのは、(頭が)おかしいという意味と、面白さという意味の二つの意味があります。
最初は野球の話だったはずが、気がつけばネタはあらぬ方向へと展開していき、「帽子を取って出てきたのが落合だったら親の総取り」というわけのわからないセリフまで飛び出しました。こういうおかしな文章好きです。

7. “予測不能” 笑い飯
2002年から連続出場!
今回も光るWボケ!…笑い飯って毎年のように出場していて、しかもWボケの印象が強いので、どんなネタをやっていたのかとか印象に残りにくいんです。正直に申し上げると汗 03年大会のネタのインパクトが強かったのもそれに拍車をかけています汗 そんな笑い飯のネタ。長く感じました。4分オーバーしていたような…

8. “悲願の正面突破” アンタッチャブル
03年大会では敗者復活戦から見事に最終決戦へと進み、結果は3位!そんなアンタッチャブルが今回も参戦!次々とザキヤマさんがボケにボケを繰り出し、柴田さんは時に大きく動きながらツッコミを入れまくる!この組の漫才もまさにシンプルイズザベストであったと思います!ザキヤマさんのボケの密度が高く、笑いまくりの漫才でした。この時の673点M-1最高得点で、10年近く破られませんでした。

9. 敗者復活 麒麟
今回の敗者復活枠は「麒麟です。」
ネタは催眠療法。川島さんの声域の広さを存分に活かしたネタでした。川島さんはええ声だけじゃなくて、小動物のような少し高い声や、熊の野太い声などいろんな声を出せる方なんだと実感しました。は
そんな声の幅の広さで会場を癒し、採取決戦へ殴り込みです!


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