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マネーフォワード京都開発拠点5周年😆

思えば遠くへ来たもんだ。と、なんだかんだ記念日に毎回言ってる気がする 京都拠点長の村上(@umisora)です。

さて、2024年2月でマネーフォワード京都開発拠点は5周年を迎えました!
めでたい🎉

その後発足した大阪開発拠点も含めると通算60-70人ほどの採用に貢献した‥と思います。すごい。そのほとんどは大阪開発拠点の拠点長の大倉さんのおかげなんで私は最初の10名だけなんですけども。しかし雇用を産む。ってなかなかなことだなとこの年になって思います。

最初に転がし始めた球が今も回り続けてる感じがします。私も転がる玉になりたい。

最初の1年が過ぎたあとは3年コロナがあり、アフターコロナで1年経って5年となりました。

オフサイトの方が少ないですねー。
でも、関西のメンバーは小さいだけあって仲良しな感じがします。
すごい不思議な感じです。ベンチャーではない。のに、少ないから全員の顔がわかる。仲良くのびのびしてます。

京都拠点最初の海外メンバー達と鞍馬山ハイキング。今はめっちゃ日本語上手

京都ぽさ

関西エリアだと大阪と京都があるんですが、この記事はせっかくの京都5周年なので京都のことだけで書いてみようと思います。

京都「ぽさ」を感じるところは、帰るのが早いところですね。

え?

なんか京都って外暗いんですよ。東京みたいにネオンや街灯ギラギラしてないし。だから飲み会も、帰宅時間も、比較的早い気がします。

夜を身近に感じるんですよね(個人的感想です)

東京オフィスで仕事してると、一区切りってなんとなく19時ごろなんですけど、京都オフィスは18:05ごろなんです。時間の感じ方がオフィスにいても違いを感じます。19:30に外出ると「遅くなっちゃったなー!」って感じられるのが京都ぽいです。

だから飲み会も早くて18:30-20:30とかです。

飲んで終わって帰っても残業と同じくらいの時間で帰宅します(笑) 家も近いので風呂入って寝てもまだ時計の針はてっぺんを回ってません!呑んでもゆっくり睡眠できる。

これが、なんかいいんですよ。ライフとワークがゆるく近い感じ。

似た話で、拠点でのイベント(例えばお祝いとか、カジュアルなコミュニケーション施策とか)は昼にやるのが割とフィットして良きです。
例えば半期総会では飲み会ではなくお弁当 + ティータイムのお菓子やお茶/コーヒーだったりします。
夜は家庭のことがある人が多いからかもしれませんが、昼のイベントでも集まるし盛り上がるなぁとぼんやり感じるのも京都ぽさです。

でも決して昼間にサボってるとかではなく、帰宅後に家でやってたり効率化などしてたり、調整したうえでやってますよ。ということはみなさまの不名誉にならない様に書き残しておきます。

いまだにカッコいいエントランス。

Give it a try ! / 入社したら今度は文化を作る側 の標語

創設時に作った「Give it a try !」の標語も5年を迎えました。

何事もチャレンジするのが大事だし、そういうマインドがないと拠点立ち上げなんてやってられないよね!とか、
せっかくスモールチームを持って東京の大人数の引力から離れるんだから、やれること/やらなきゃいけないことがあるはずだ。ってことで、どの拠点よりチャレンジ精神あふれる拠点でいる。と存在意義を示したのが始まりでした。

3年目くらいの時に、もういらない?形骸化してない?ってメンバーに聞いたら「これめっちゃ気に入ってる人多いから消さないで!」と言われたのがこの5年のハイライトです。笑

実は外に出してないですが「入社したら今度は文化を作る側」って言葉も毎月話をしていたりします。

何かしら「いいな」と思って入ってきてるこの会社も拠点も、誰かの努力や想いの積み上げで今があるだけで、何か素晴らしいものが時間と共に自然と湧き出たわけでもないのです。制度にしても環境にしても職務にしても。

誰かが面倒な調整をしたり、メイン職務にとって不必要なコミットメントを積み上げながらCEO辻さんやマネージャーの信頼を得て作り上げられた文化なんですよね。

特にマネーフォワードの創業5年来を振り返ると(全ては知りませんがその末端を垣間見ると)マネーフォワードは創業時からかなりのボトムアップ文化がありました。でもそこは「言ったらなんでも許可された」みたいなぬるく恵まれてた話じゃなくて

成果出すからやらせて欲しい。
絶対良くなる(よくする)からやろう。
難しいけど目指す方向に向けてひとつひとつ課題を解決していくぞ。

って、通常業務とは別のプレッシャーを受けながらも地に足ついた努力を
必然として積み上げた人がいたんですよね。
(私がこの会社で得たいくつかの宝物のうちの一つです)

その気持ちや文化を忘れたくなくて作ったのが

入社したら今度は文化を作る側」でした。

2000人を超えて文化の種を作ることは、確かに難しくなったと思いますが拠点はまだまだ小さいですし、いつだって誰だって想いと実行力があればやれることでもあります。

引き続きこの言葉は大事にしたいと思います。
言葉はチープだとしても唱え続けると実態を伴い始めます。

京都からも新しい制度や文化やツールやプロダクト、何か産まれるのを虎視眈々と狙っています。(気の長い仕事が向いてるのも京都だと思います)

入社したら今度は文化を作る側

最近の雰囲気

最近はコロナも明けて出社メンバーも増えてきました。メンバーの1人がコーヒーブースを運営していたり、お茶菓子タイムが突然発生したり変わらず京都らしいのびのびさです。

(素人なのであまり分かりませんが、こだわりのコーヒー機器を使いながら美味しいコーヒーが出てきます。笑)

初期の頃に2プロジェクトほど失敗しましたが…うまくいったプロジェクトは会社内でも大きな売り上げを立てる様になり、そのいくつかを完全に関西だけでやっているのは誇らしいですね。最近は他拠点との共同開発(大阪・京都・東京・海外)が始まってたり、海外出身のメンバー(Non-JP Speaker)が入社したり東京と少し遅れながらも英語化が進み始めてます。

私は、というとほとんどを『マネーフォワード Admina』に費やしてるので拠点のことはできてないのです。が、メンバーが区切りとなる日にイベントを開催してくれたり素晴らしい取り組みを活動してくれてます!嬉しい!

そして、昨年にはスマートキャンプ🏕️も拠点に同居してくれたりとまだまだ変化が続いてる拠点です。

拠点立ち上げの勘所・難しさ

振り返ってみて、拠点立ち上げって何が重要だったんでしょうね。

やはり、分かりやすくは採用なのでしょう。それが始まりであり結論です。
初期の頃から立ち上げ期はむちゃくちゃなこと起きるよ。とか、それでも一緒に来てくれるなら働こう。とか会話して採用活動してました。

創設時には既に上場企業でしたが
「成果出せなければお家取り潰し(拠点撤退)ありえるから、メイン業務で成果を上げるのは当たり前でさらに採用やカルチャー作りにも積極的に関わってくれないと困ります!!」

みたいな、プレッシャーを踏み絵として採用活動してたのを思い出します。あれは大事だった。おかげでみんな拠点の成長を考えてくれたと思います。その中で採用枠を達成し続け、開発も頑張り続けたことで今があると思います。(大倉さん、みんな、ありがとう)

もうひとつは、予算を獲得し続けることでしょうか。最初のプロジェクトは恩赦で予算を分けてくれたりプロジェクトくれたりしますが、
その後新規のプロジェクトを取り続けたり、事業を伸ばしたりして採用枠を取り続けられるのか?は拠点拡大のキモだったと思います。

幸いにも大きなプロジェクトをいくつか抱えることができたからこそ(そして、リリースし続けられたからこそ)採用を続けられました。
予算がないと拠点はどんづまると思います。自立できないというか。

そして、意外かもですが、どんな言葉をメンバーにかけ続けてるか。は最も重要だった事かもしれません。

真ん中の彼は新卒で入社してくれて、いまはRustコミッターや新規Pjtで無双中のTaKO8Kiさん

学んだところ

そんなこんなで大きくなったんですけど、こーゆーことも大事だし、これは新しい芽だなと思ったこともありました。

一つはインターンシップと新卒採用です。
京都は良い学生がいる。ってのはあるんですが、毎年コンスタントに新卒を採用できる様になると新しい役目・役割として「新卒採用が行える拠点」としてみてもらえる様に変化してきたなと思います。(当初から沢山取りたいとは思っていたものの、、、なかなかまだまだ難しい領域でもあります。)

プロダクトをリリースする、中途を採用する、売り上げを上げる、予算をもらうの基本のサイクルとは別に、

優秀なインターン → 採用の経路を開拓してくれました。(私は何もやってないw)
毎年採用水準上がってるんですが入社時点から高いカルチャーフィットで高いスキルのメンバーを送り出せるのもやって良かったことです。

これも素晴らしい学生本人と、育ててくれたプロジェクトの現場の皆さんのおかげです。

そしてもうひとつは、拠点でのプロジェクトの増やし方です。これはまだ実験中なこともありますが…

拠点て、大きくしたくても予算起因で採用枠がないんですよ。
拠点大きくするには採用枠が必要なので、どうするか。という話です。
こうやれば継続性あるな。と思ったことをまとめておきたいと思います。

採用枠を増やすためには多くのプロジェクト、多くの予算が必要になります。それのために

・成果を出せるチームを作る
・分割して新規プロジェクトを立てる(旧チームも新規採用で立ち直る)
・新規プロジェクトも売り上げ伸ばす
・予算増える

を愚直にやります。これが中途メンバーを使った王道。

もうひとつ、若手や新卒がいるおかげで出来ることもあります。
・若手を採用する
・成長してもらう
・新しいプロジェクトを任せるタイミングで東京から仕事を引き取る/新しいのを受け取る
・プロジェクトを成功させる
・予算が増える

の二つのサイクルが徐々にまわすことで、時間と影響の輪が共に大きくなるなぁと思ってます。系統が多いほど早いサイクルになります。(まぁこれも私自身の成果ではないんですが)

特に、普段隣り合わせではない領域のプロダクトを拠点に持ち込もうと思うと成長株の若手が大事です。単一系統なら分岐でいいんですが、他系統を持ち込むなら若手枠も良い仕掛けだなと思い始めてます。

これは、まさにこれからですね。京都・大阪で働くことを選んでくれた新卒メンバーや第二新卒系若手の活躍を楽しみに待ってます。

やはり、マネーフォワードの個人向け領域なんかやりたいって今でも思ってます!🥹

Adminaのメンバーが京都に来てくれた時に福寿園さんでお抹茶を点てにいった

できなかったこと

もっと京都の他の会社と何かしたかったなと思います。コロナの影響も大きかったですが大学との取り組み、他者との取り組みはあまり積み上げられませんでしたね。

けど、OSSコミュニティに関しては会場提供やオーガナイザーを通じて
頑張ってる気がします!?

Rubyコミュニティ
Goコミュニティ
スクラムコミュニティ
デザインコミュニティ
etc etc …

会社の指示ではなく、皆さんの興味の延長で京都拠点という場を上手に使っていただいています。

とある日のコミュニティ

今後の京都

今後の京都拠点はどうなるんでしょうね?
私も分かりません。笑

きっと、海外メンバーはさらに増えて、
英語化もすすみ
プロジェクトも増えつつ
インターン生も継続していくのでしょう。
ベトナム、インドのチームとの仕事も増えてるでしょう

私は5年後もまだいるかもしれません。
大倉さんはマネーフォワードビジネスカンパニーの取締役くらいにはなってて欲しいですね!

若手は拠点でも新規プロジェクトやり切れた!すげーだろ。と自慢できる事例が生まれて欲しいなとも願ってますし、海外からの移住採用順調です!とか面白そうですね。

また、入社したら今度は文化を作る側。の言葉にある通り、次の拠点を彩るのは私だけでなく多くのメンバーでもあります。(私にとって1番の希望はこの経路です!)

「やりたい」が出てくることで生まれる化学反応を楽しみにしてます。積極的にそそのかして失敗してもらおうと思ってます。
また、本社含めて何かしら影響を与えれる強いリーダーシップ/エグゼキューションのあるメンバーが産まれるのも楽しみにしてます。(もう、その芽は少しづつ出てると思います。)

私にとってはそれがマネーフォワードらしさを未来へ届けることだと思っているからです。

グレーパーカーが、例の大倉さんです。

むすび

ほとんどは私がやってない成果報告でした!!!

みんな偉そうに喋るネタをありがとう!🤣
他にも話し切れなかったネタ (コロナ特設サイトや、拠点ホームページや、スクラムの取り組み、採用広報活動 )もありますが、これくらいにしておきます。

5年間何はともあれ皆様お疲れ様でした!

今後もマネーフォワードらしい拠点が世界中に増えていくことを楽しみにしつつ、どこにも負けない様に京都らしいマネーフォワードらしい京都開発拠点を叱咤激励していただけると嬉しいです!そして拠点一丸となってお客さんが喜ぶサービスづくりをしっかり地に足つけてやっていきたいと思いま
す。

京都らしさ、日本らしさ、春をイメージする5周年の画像 by GPT


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