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ceroの新譜聴かなきゃと思っている人たちへ

みなさーーーーーん!!!!!!

ceroの新譜聴いてますか~~~~~~~~~~~~?????????????????



cero/e o

難しくてよくわかんねーよなーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!

5/24にリリースされたceroの新譜『e o』、なんか解禁直後から音楽好きの人たちが絶賛絶賛絶賛の嵐でタイムラインがもうceroの話一色になってしまった。みんなこんなcero好きだったっけ?って思うレベルでもうみんなceroの話しかしていない。この世のバンドcero以外解散したんか?麻雀だったらceroの新譜の話だけで和了れるぞ。

かくいう僕もこの『e o』というアルバム何回も聴いてるんですけど正直めちゃくちゃいい。めちゃくちゃいい。ただ、とても難しいアルバムだなとも感じる。一周し終えて口ずさめる曲ありますか?口ずさんでみてください。あなたが口ずさんだのは再録された『fdf』ですね?これがメンタリズムです。

ぶっちゃけ一周したときの感想なんてなんかすげーだったし逆に一周して「このアルバムはどこどこの部分が~」←(なんかカタカナの音楽用語で褒めている)なんて言ってる人を見ちゃうとほんとか~?って心がねじ切れてる僕なんかはそう思ってしまうんだけども。ぜってー長谷川白紙がTwitterで褒めてたから「これは褒めてもいい音楽なんだ!」と思って褒めてるやついるだろ。はい、みんな一回机に顔を伏せて手を挙げてください。……ありがとう。吉岡君は後で先生のところに来るように。

そんなに焦らず自分の耳で分かったことだけを言えばいいのにね。音楽は何回も聴けるんだから。


本人だってこれだぞ

その点今回のceroのアルバムというのは非常にそれがしやすい作りになっていると思う。なにせこのアルバム11曲で42分と非常に短いのだ。一曲あたりにすると4分ないくらいだ。これ、ceroというバンドを考えたときとてもすごいことだと思う。

ceroの良さというのはいろいろあるんだけどそれは絶対都会で育ったみたいなボーカルの声だったり無機質さをも感じる空気感だったり、それに壮大さがあると思うのだけれどもこの壮大さを今回のアルバムでは4分に満たない曲の中で感じることができるのだ。これってとってもすごい。逆に言うとこのアルバムって途中に一曲10分近い曲を入れ込んでもおかしくない構成になっていると思う。過去作『WORLD RECORD』におけるマクベスのような。今回はそれをあえて入れないことでアルバム全体に統一感を持たせたんだと思う。

それに今回のアルバムの特徴といえば音像がジャケットのモザイクのように全体的に輪郭がボヤっとしていて2つくらい離れた部屋で聴いている感覚になる。それにリズムもとても複雑でこれライブでどうやってノればいいんだってくらい難しい。それをこんなに聴きやすくしあげているのはceroというバンドの持つポップ性だろうなと思う。ceroはポップ!誰が何と言おうとポップなの!あとアルバムが進むにつれて音が軽くなっていって一周したときの気持ち的にすっと聴き終えることができる。最後にお茶漬けたべたみたいな。だから何回もリピートできるんだろうな。

とまあこんな感じで書いちゃうと「え、もしかしてとっつきにくい……?」なんて思っちゃうかもしれないけど全然そんなことないし無理して頭をこねくり回して聴かなくてもいいと思うし、なんかいい感じの音が流れてるな~くらいの感じでも全然聴けちゃうアルバムだと思うのでいっぱい聴きましょう。頭をこねくり回して音楽を聴く人は僕と一緒に「わかんね~!」って叫びながら聴きましょう。わかんないよ都会の音楽は。だって僕愛知の田舎に住んでるし。そんでどっちでも聴けちゃうアルバムを作ったceroはほんとすごい!以上!最高!森道市場楽しみ!


あとみんな選挙には行こう!


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