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ボードゲームのルール説明で思ったこと

自分にとってのルール説明は、『対象のゲームの本質(核)を捉えつつ、どんな風に展開を巡らせる遊びなのかを納得いく形で遊び手に伝える』言わば、『一種の伝達方法』だと思います。
この説明が失敗すると、ゲームの本質から遠ざかってしまい、そのボードゲームは一回開けたきり押入れの住人となるのかもしれません。

◎今回上記の事案を防ぐためにはどうすればいいか
◎ルール説明が上手くなるにはどうするべきか

私《ボードゲーム初心者ウム》の考えをまとめていきたいと思います。
ちなみに私、ルール説明は大の苦手で下手です。

さてさて、「ウムが何かしらのゲームのルールを知っている + 他はそのゲームを知らない」を前提とし今回は下記の内容に沿って説明していきます。


なぜルール説明が下手に思ったか

「自分が楽しみにしていたボードゲーム! ルール説明も一通り読んだ! 実況動画も見て流れも掴んだし、一回ゲームもした! やってみよう!」

で、成功した試しがないんです。 というのも……

「最初にセットアップし、その後話せばいいや」とか、
「こういう流れで話せばいいや」と筋道だてをしても、

「これって、何に使うの?」
「勝利条件は?」
「このカードの効果は?」
「この組み合わせはいけるの?」

っと、質問の嵐でてんやわんや。
そして質問に答えつつ、一通りの説明が終わり、「やっと本番だ!」と思った時点では…。みんながルール把握できてるのは3割から5割程度なのです。

そりゃあ、そのはず。
だって、説明と質問の前後関係や関連性は合致せず、一方的に情報がどんどん追加されるため、ほぼ記憶ゲーが始まるからです。
急速に入ってくる情報を全部覚えられる人は少ないと思います。

でも、この質問が生じるのって、伝える側が何か重要なことを言い忘れているからこそ生まれるものだと思っています。

私の場合、遊びたい気持ちが大きく、必ずと言っていい程、三工程飛ばし、説明をスタートしてしまうのが多いです。ルールの説明が終わって、ゲーム開始直前に「これって、結局どんなゲームなの?」と言われてしまったら、それはルール説明失敗してると同義なのですおすし🍣

まとめると、

  • ルール説明を順当に行っていない

  • 生まれる質問をすぐに解決してしまって本筋からそれてしまう

  • そもそも、どんな遊びなのか伝わってない or 言い忘れている

以上の点から私は説明が下手だと思ってしまったんです。


私が考えたルール説明の必要性と疑問点

私にとって、『ルール説明の必要性は素早くゲームを開始するためのものだ』と思っていました。
(「だって、私がそのゲームのルール知ってるんだもん! 早く遊ぼうよ! 後で教えるからさ!」って気持ちが強かったんですね。)

ですが、クラスメイトとボードゲームを何回か遊んでいくうちに、ルール説明の必要性は共通認識のレベルを高めるためであり、ゲームをより良く楽しめるための線引きを行う行為へと変わっていきました。
(例えば、私がAというゲームのルールを8割知っていたら、残りのみんなも8割知ってる状態まで仕上げるって意味です。)

ここで疑問に思うんです。
「もう、各自ルールブックを見ればそれで丸く収まるのでは…?」

一見、よさそうに思えますが…
残念なことに人間の能力値ってバラバラですよね。
文字を読むのが得意な人、読解力が高い人もいれば、その逆もしかり…。
私は文字を読むと、字がなぜか踊ってしまうので読むのが苦手です。
つまり、能力値がバラバラということは、ルールブックの理解度もまばらになるわけで、ゲームプレイに差が生じると思われます。
勝負はフェアに行きたいですよね。それに、折角みんなで遊ぶなら、自分は楽しく遊びたいです。

さて、誰かがルールを読み上げて、
それについて各々つつきあい、共通認識レベルを同等にする。

これが、一番いいルール説明だ!と思っていた自分も居ました。
( ^ω^)・・・?


必ずしも、共通認識にする必要はない

散々、共通認識が!って言っていたのに、なぜ必要性はないと考えたのか。

ルール説明上手下手以前に、
遊ぶ空間がどのような物かで変わってくると思います。

私は普段関わっているクラスメイトと遊んだからこそ、誰かがルール説明を読み上げ、それに対してつつきあうことが出来ました。
お互いがある程度どんなキャラクターなのかを知っているからこそ、問題なくできました。これが、クラスメイトではなく、例えば…

  •  ボドゲカフェで遊ぶ or 学校の休憩スペースで遊ぶ

  •  はじめましての人と遊ぶ or 人間性がわかっている人と遊ぶ

  •  簡単なゲーム or 難しいゲーム

  •  大人のみで遊ぶ or 子供たちと遊ぶ

では、共通認識を一緒にしたくっても、補えない能力部分が出てきてしまうと考えました。主観ですが、キャラクター性がわからない方と何かを行う場合、お互い読み合いが始まりますからね…。踏み込めないことがいっぱい出てきます。

また、能力値が補えない以外にも、ドミニオンのような元のルールは変わらず拡張されたカードはすべて共通認識にしなくっても遊べられます。 
だって、そのカード単体で効果が発動できるカード(その一枚で勝敗が決まらない)が多いですし、組み合わせによっての勝敗ですので、すべて共通認識にしなくてもいいです。

逆にトリガーで勝敗が決まってしまうカードは共通認識にしておかないと、ゲームが終わった後戦争が起こりかねません。
知っていたのに対策をしなかった と 知らなくって対策できなかった では意味合いが変わってきます。
(偏見ですが、ゲームプレイヤーは負けづ嫌いが多い気がします。でも、それはいいことです。何かの一番になれるのって嬉しいですもんね。)


まとめという名の感想

どうすれば、ルール説明が上手くなるのかと考えましたが、
いろんなシチュエーションを考えると、私の脳がパンクしました。
馬鹿なこと言いますが、数をこなせば上手くなるのでは…🍣

けど、数をこなすだけではなく、観察はしないといけませんし、ライトな物から始めないといけないと思います。
いきなり重量級から始めるのは良くないです。あれは複雑なゲームシステムが絡み合うので、自身の読み込みとプレテストとか準備までに時間がかかります。別次元ですね。
(逆を言えば、説明はできなくっても、ゲームを通してルールがわかっているのであれば、ルール説明は可能です。知っている人、マスターしている人を巻き込んで積極的にゲームを何回かすれば、ルール説明なんていとも簡単にできますよ。多分。)

今回の記事を通して、自分の中で今までの『ルール説明の概念』が変化したので、成長という意味では、御の字ですね。まぁ、思ったことをまとめているだけなので、成長といえるのかは微妙な気もしますが…。とびっきり自分を甘やかしてもバチは当たらないでしょう…。

あとはnoteの書き方をもう少し読みやすく、正確に書くようにしたいですね。折角各内容は沢山あるので…。
(途中まで書いては、あきて、時間がたってから書き始めるのは何を書いたか思い出せないので良くない…っす…)

では、また、どこかの記事でお会いしましょう。
以上、ボードゲーム初心者ウムでした~!



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