うなぎ

細々とゆでる前の素麵よりもろい精神で小説を書いております。 なじられれば折れ、皮肉に…

うなぎ

細々とゆでる前の素麵よりもろい精神で小説を書いております。 なじられれば折れ、皮肉には砕けて応じる覚悟があります。 『☆1チート』1~5巻発売中! コミカライズ! 『レムオン』1~2巻発売中! コミカライズ!

最近の記事

必中必殺の〝魔弾の射手〟第3話

 『冒険者科』の食堂は基本的にいつでも開いている。  食事はなんと朝、昼、夕、夜の一日四回体制。  食べ盛りの若者ばかりで、種族も多種多様なのでこのようになっているらしい。  食べるも食べないにも自由なので、俺は基本的に一日三食いただいている。 「オゥ、おめーら」  昼からの『実践訓練』に向けて食事をかきこむ俺とアリスのテーブルに、ゲルシュ先輩が腰を下ろした。 「こんにちは、ゲルシュ先輩」 「嫌味か? テメェ」  どうして俺は挨拶をしただけで睨まれているのだろう。  

    • 必中必殺の〝魔弾の射手〟第2話

       アリス曰く。  このウォンス学園は単位制の学校であるらしい。  つまり、日本の大学のようなシステム。  年次制ではあるが、各年次で何単位とるかは学生の自由で、卒業に必修の単位を取得すれば晴れて卒業できる……という訳だ。  それでもって『冒険者科』は魔物の討伐も単位になるらしい。 「すごいね! 初日でデスコルバス討伐なんて、才能あるよ!」 「そうなの?」 「うん。投石紐もすっごく様になってた。あんなに正確に投擲できるなんて、〝ギフト〟持ち?」  また知らない単語が出てき

      • 必中必殺の〝魔弾の射手〟あらすじ

         父の突然の転職に伴い、東京から『田舎』に転校することとなったタキ。  しかし、到着したのは剣と魔法のファンタジー世界『レムサリア』だった。  訳も分からぬまま『学園』に置き去りにされ迎えた転校初日……タキを出迎えたのは、エルフやドワーフファンタジックなクラスメートたち。  右も左もわからぬまま始まった異世界学園生活だったが、美少女のアリスに助けられながら、タキは持ち前の前向きさで異世界の学園生活や危険に慣れていく。  そして、魔王の転生体を巡ってにわかにざわつき始める『レ

        • 必中必殺の〝魔弾の射手〟第1話

          「えっと……ここ、どこ……?」  新天地に着いて、最初に俺の口から漏れた言葉がこれだ。  そりゃそうだろ?  目の前に広がってるのは、どう見ても外国の風景で……いや、外国かどうかすら怪しい風景で、見たことのない大型爬虫類が馬の代わりに荷車を引いていたり、それを操ってる人の耳がやけに長かったりするのだから。  周囲を歩く人だって、妙に古風な格好だったり腰に長剣を携えていたりしてどうにもおかしい。 「なあ、親父殿。ここって日本じゃないよな?」 「ああ。ここはファルラン大陸西

        必中必殺の〝魔弾の射手〟第3話

          うなぎ塾(第二回)/追放モノの書き方

           みなさま、ごきげんよう。  ラノベ作家の右薙光介でございます。  第一回をご覧になった方は知っていると思いますが……知らない人のために軽く自己紹介をいたしますね。  当方はファンタジーなWEB小説を中心に執筆し、書籍化・コミカライズしている作家の一人でございまして、プロ作家になって四年目(2021年11月現在)となります。  シリーズ4作品(全てコミカライズ済)、合計14冊(コミカライズ含まず)を世に送り出しております。  さて、今回は第一回に続いて、以前にスペースでや

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          うなぎ塾(第二回)/追放モノの書き方

          うなぎ塾(第一回)/創作事始め

          ◆最初に みなさま、ごきげんよう。  ラノベ作家の右薙光介でございます。  知らない人のために軽く自己紹介をいたしますと、ファンタジーなWEB小説を中心に執筆し、書籍化・コミカライズしている作家の一人でございまして、プロ作家になって四年目(2021年11月現在)。  シリーズ4作品、合計14冊(全てコミカライズ済)を世に送り出しております。  さて、今回は以前にスペースでやっておりました「これから創作をしてみたい。でも何から始めれば? 皆目見当がつかない……」という人向け

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          うなぎ塾(第一回)/創作事始め

          今までの職で小説に役立ったこと('ω')

           今回もお題をいただきましたので('ω')ノシ  さて、これはどうでしょうか。  いえ、役に立ったか立たなかったか、という点であまり職歴を考えたことはありませんでした。  就職氷河期直撃の世代として、うなぎはわりとたくさんの職を転々としています。  普通に無理になって辞めた、会社がつぶれた、キャリアアップのために、体を壊して~などなど転々とする理由は様々ですが、これらの経験が小説に活きたかっていうと、正直微妙かもしれません。  ただ、関わった人間が多いことからキャラクタ

          今までの職で小説に役立ったこと('ω')

          お題をいただきましたので('ω')

          はい、こんにちは。うなぎです('ω')ノシ Twitterでお題を募集したところ、 ・ゲームの事を ・今までの職で小説に役立ったことを とのことでしたので、練習がてら書き綴ってみましょう。 ■ゲームの事  これもなかなか範囲の広いお話かなと思うのですけど、まずうなぎの趣味としてこれに触れていこうと思います。  初めて手にしたのは小学生の頃。  妙にテンションが昂ったらしい母がディスクシステムと一緒にファミコンを買って帰ってきたのが初めての事でした。  その後、SF

          お題をいただきましたので('ω')

          お試しでnote始めて見ました('ω')

          前から気になっていたnote始めてみました。 こっちでは長文もかけるのでいろいろ利用方法がありそう……。 なにかこうかなぁ('ω') 小説を書くもよし、コラムを書くもよしみたいだけど、Twitterと同じ感覚でいいのかしら。 色々試してみよう。 うん。

          お試しでnote始めて見ました('ω')