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「ものづくり(伝統工芸や地域文化)」と「ものづかい(暮らしや生活)」を融合させるプロジェクト、それがニューノーマル !佐賀県での展示会2月に!

佐賀有田で行われたディスカッションの様子。
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2/1(金)-2/11(月)、佐賀県の伝統工芸やものづくりと地域ならではの暮らしのあり方を考える「ニューノーマル 展」を佐賀県庁と佐賀テレビ1Fjonai squareで開催!詳しくはニューノーマル HP(http://new-normal.life)にて。
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現在、佐賀県と一緒に伝統工芸品等のPR事業というのものを行っています。この1年間、本当にいろんなことを議論し考えてきました。伝統工芸品などを、どう認知度を増やしたり、暮らしに取り入れてもらえるのか?という可能性を探るプロジェクトでもあります。

僕らも6年半前に、伝統工芸や地域のものづくりを、見たり、買ったりする場所をつくりたいという想いで九州ちくごのものづくりを伝えるアンテナショップをオープンしました。そして、作り手のことや、技術のこと、歴史のことなどを紐解きながら、伝達してきました。

しかし、下の図にも示している通り、「手仕事だから」「技術が素晴らしいから」「歴史が長いから」良いというのは、重要な部分ではあるのですが、使い手(暮らしという観点)からすると「すごいのはわかるんだけど、生活にどう取り入れて良いかわからない。」という現象があるのもわかってきました。

ニューノーマルは、技術や手間などから思考していくというよりも、「現代の暮らし」から「伝統工芸」や「地域の土地性や文化」を見つめ直し、再提案したり、再解釈したりする可能性を探っていく運動だと考えています。

このプロジェクトは、そういう分断をなくしながら「ものづくり」や「地域資源」と、暮らしをいったりきたりしながら、ものづくりとものづかいを両輪で考えていき、実践していくプロジェクトです。

2018年6月くらいから始動し、半年間くらい、試行錯誤はしていたのですが、なかなか曖昧なことも含めて議論をし続けており(現在進行形議論中ではあります。笑)アップできていませんでした。

今年の2月に、展示会とワークショップなどを行いますので、この1ヶ月、議論してきた内容や、概念、そして実践してきたことを、ガンガンと流していきたいと思います。面白い講師陣というか「一緒に考える人」にも携わってもらっていて、少しずつ紹介していきますので、どうぞ、お楽しみに!白水

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○ニューノーマル 展
会期:2019年2月1日(金)▷ 2月11日(祝・月) 入場無料
メイン会場:佐賀県庁1F県民ホール
住所:佐賀県佐賀市城内1丁目1−59
WEB:http://new-normal.life/
FB:https://www.facebook.com/NewNormalSaga/
Instagram:https://www.instagram.com/newnormal.saga/?hl=ja

●販売について
販売会場:JONAI SQUARE
住所:佐賀県佐賀市城内1丁目6−番 10号 サガテレビ1F

● ワークショップ(予約はリンクより)
2.2土『たべる』唐津焼のモリモリ盛り付けパーティ
2.3日『あそぶ』世界で一つだけの隠れ家づくり ―佐賀の素材をあそびたおそう―
2.8金『くつろぐ』温泉宿でつくるオリジナルお香
2.8金『おもいやる』有田のおもてなし羊羹バー
2.9土『いろどる』紙とくらしと植物と ―足元の草花でくらしにいろどりを―
2.10日『はたらく』 佐賀を耕し食べる会 ―プチ菜園生活のススメ―

● トークイベント
2.1金 オープニングトーク  
テーマ:佐賀の『ものづかい』―つかい手が生み出す、新たなものの可能性―
場所:JONAI SQUARE 佐賀市城内1-6-10 サガテレビ1F
ゲスト:高塚裕子(bowl )、桜井祐(TISSUE Inc.)、白水高広(うなぎの寝床)
モデレーター:宮原耕史(さがデザイン)

2.11月・祝 / クロージングトーク 
テーマ:ものづかいから見る、未来のデザイン
場所:佐賀県庁1階県庁ホール 佐賀市城内1-1-59
ゲスト:山崎亮(studio-L 代表、東北芸術工科大学教授、慶應義塾大学特別招聘教授)、田村大(リ・パブリック)、先崎哲進(テツシンデザイン)

本質的な地域文化の継承を。