地域の暮らしと、地域のものづくりを意識できる日。

佐賀県庁で行われているニューノーマル展の様子。2/11(月・祝)まで開催!

●地域のものづくりを意識できる日。
ニューノーマル展、先週の金曜日にオープニングを迎え、無事に展示会を開催することができました。僕らは、つくりて、そして一緒に考える人、そしてつかいて(自分たちも含む)と共に約半年間「暮らしに対して」「地域のものづくり、食文化に対して」議論を繰り返してきました。そして、その半年を集約集約して展示会という形で形に落とし込みました。

当日トークイベントもあり「ものづかい」をテーマに話をしたのですが、「僕はなぜ地域のものづくり、地域の文化をテーマに仕事をしているのだろう?」という疑問が、この展示会が開催されて湧いてきて、もんもんと過ごしています。

僕自身18歳まで佐賀県の小城町(現小城市)で生まれ育ち、高校まで佐賀にいました。18年間、地域文化や地域のものづくりを意識したことなど1mmもありません。ひたすら学校に通いサッカーをしていた日々です。そのまま地域のことはほとんど知らず、大分の大学に行ってしまいました。

卒業すると、福岡でいわゆる地域活性化的な事業に携わらせていただきました。その時に、農家、伝統工芸、漁業、工業、作家、商店、飲食店、まちづくりの方々や行政の方、多くの人に出会い、僕は「地域には、こんないろんな人たちが働いているんだ。」と衝撃を受けたことを覚えています。

●なぜ知られていないんだ!?という疑問と、今までなぜ知らなかったという恥と後悔のようなもの。無意識的な環境を少しでも変えたい。
都市へのあこがれがなかったか?と言われると、やはりありました。都市、中央で活躍している人などを見ると、やっぱり羨ましいなと思うことは今でもあります。しかし、この地方で商いをしている方、暮らしている方、ものづくりをしている方、本当に魅力的な人は多くいらっしゃいます。そして、その人たちの活動は、あまり広くは知られていません。佐賀県においても、日本である部門でシェアをもってるものづくりの企業はかなり多いと聞きます。

●実は佐賀。というのが理想。
僕はなんとなく、18歳までの地域のものづくりや人を知らなかった。ということに対して、無意識的な恥と後悔があるのかもしれません。そういうことに触れるきっかけがすくなかった。しかし、実は僕は家に帰ってみると、有田焼、伊万里焼、唐津焼が家では使われていて、肥前びーどろのかんびんやグラスなども家にありました。無意識的に使っていたのですが、それに意識的になるということが、なんとなく重要な気がします。うちは、無意識的にそういう環境にいたので、今こういう仕事をしようと思ったのかもしれません。それは親に感謝したいと思います。言葉ではこれが佐賀のものだよ。とか聞いたりすることはありませんでしたが、無意識的に暮らしの中でそれを使っていたという環境は今考えるとありがたいことなのだと。

●地域でものづくりがあるということを、感じて欲しい。
なぜ「地域でものづくりがあること」が重要なのか?と問われると、なんでしょう。なんとなく自分たちが日々使っているものなどが、知らない人たちがつくっているよりも、身近に暮らす人たちが使っていた方がいいなと感じます。それはなぜか?と問われると、なんだか地球の裏側で作られたものをわざわざ使うということは、なんとなく効率が悪い気がしてるからです。仮にそれがすごく安くて便利なもので、地域のものが高いものだったとしても、長期的に見たら、なんとなく地域にあるものを使った方が効率が良いような気がしてます。

「なんとなく」を連発していますが、間違ってないような気はしています。正しいか間違っているか?という問題ではないのですが、地域のものづくり、そして文化、食文化でもものづくりの文化でも、そこに暮らす人たちに意識的になってほしいと思います。子供達にも、小さいころから触れたり見たりしてほしいと思います。

そのためにも、大人の人たちにも感じてほしい。理論とか知識としてわかる!ということではなく、なんとなく地域で、こういうものが残ってるって大事だよね。ということを触れてほしい。感覚的に。そして生活の中、暮らしの中に取り入れて、子供などにも知って欲しいと思います。最初は無意識でもいいんです。無意識的にでも、こういうものに触れていたら、手触りとか、視覚的にとか、感覚で覚えていると思います。なるべくそういう感覚的に得れる機会を増やすということが、僕らの使命なのかな?とこのニューノーマル展を開催させてもらって考えたことです。

まだまだ、走り出しであり、実験的な要素も多いですが、まずは形にしてみる!というところでの、展示会です。

唐津焼に食品サンプルを盛れる体験や、吉田刃物さんの鋤鍬で掘ってカピセルを探したりする体験など、ものを体感できるようにもしていますので、お越しいただけると。

ニューノーマル佐賀のインスタグラムにいろんなの載せてるので見てくださいね。
https://www.instagram.com/newnormal.saga/?hl=ja

ワークショップは全て満員御礼となりました。ありがとうございます。クロージングトークは山崎亮さんに来ていただくので、ぜひお越しください。白水

2.11月・祝 / クロージングトーク 
テーマ:ものづかいから見る、未来のデザイン
場所:佐賀県庁1階県庁ホール 佐賀市城内1-1-59
ゲスト:山崎亮(studio-L 代表、東北芸術工科大学教授、慶應義塾大学特別招聘教授)、田村大(リ・パブリック)、先崎哲進(テツシンデザイン)
お申し込みはFBページにて。

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○ニューノーマル 展
会期:2019年2月1日(金)▷ 2月11日(祝・月) 入場無料
メイン会場:佐賀県庁1F県民ホール
住所:佐賀県佐賀市城内1丁目1−59
WEB:http://new-normal.life/
FB:https://www.facebook.com/NewNormalSaga/
Instagram:https://www.instagram.com/newnormal.saga/?hl=ja

●販売について
販売会場:JONAI SQUARE
住所:佐賀県佐賀市城内1丁目6−番 10号 サガテレビ1F

サブ会場:ONCRI(古湯温泉)・大村屋(嬉野温泉)・吉田刃物(多久)・bowl(有田)

● ワークショップ(予約はリンクより)
2.2土『たべる』唐津焼のモリモリ盛り付けパーティ
2.3日『あそぶ』世界で一つだけの隠れ家づくり ―佐賀の素材をあそびたおそう―
2.8金『くつろぐ』温泉宿でつくるオリジナルお香
2.8金『おもいやる』有田のおもてなし羊羹バー
2.9土『いろどる』紙とくらしと植物と ―足元の草花でくらしにいろどりを―
2.10日『はたらく』 佐賀を耕し食べる会 ―プチ菜園生活のススメ―

● トークイベント
2.1金 オープニングトーク (終了しました) 
テーマ:佐賀の『ものづかい』―つかい手が生み出す、新たなものの可能性―
場所:JONAI SQUARE 佐賀市城内1-6-10 サガテレビ1F
ゲスト:高塚裕子(bowl )、桜井祐(TISSUE Inc.)、白水高広(うなぎの寝床)
モデレーター:宮原耕史(さがデザイン)
お申し込みはFBページにて。

2.11月・祝 / クロージングトーク 
テーマ:ものづかいから見る、未来のデザイン
場所:佐賀県庁1階県庁ホール 佐賀市城内1-1-59
ゲスト:山崎亮(studio-L 代表、東北芸術工科大学教授、慶應義塾大学特別招聘教授)、田村大(リ・パブリック)、先崎哲進(テツシンデザイン)
お申し込みはFBページにて。
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本質的な地域文化の継承を。

ありがたき幸せ。またがんばって記事かきます。いや、気楽に書きます。
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ニューノーマル

佐賀県で行なっている。「暮らし」という軸から伝統工芸や地域のものづくりを考えるプロジェクトです。http://new-normal.life
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