09_イッテンモノしかつくらない 変態ものづくり集団 / tamaki niime
※この記事は「帰ってきたMONPE週間」2023年8/1(火)-7/21(月) に付随した特集記事で、メールマガジンでリリースした内容をアーカイブしています。
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色とりどりの”イッテンモノ”
MONPE tamaki niime
兵庫県西脇市をはじめとした地域には、シャツやブラウスなどの服地として発展してきた「播州織」の産地がある。播州織の一番の特徴は、先に染めた糸で柄を織る「先染織物」という手法。染まった一本一本の糸を並べて織ることで、深みのある色味や風合いを表現をすることができる。
tamaki niimeは、この播州産地を拠点に、独自のものづくりを続けるものづくり集団だ。織り・編み・染め・縫製・仕上げまで、製品ができるまでを全て一貫して行っている。
先染織物である播州織を新解釈し、「毎日触れたくなるような着心地」を目指して生地をつくっている。織る速さをゆっく〜りと動かし、空気を含ませるように織った限りなく柔らかで軽い風合いの生地がその象徴と言える。
「自然のものに全く同じものはない」という信念から、旧式から現代までの機械を使って量産しつつも、緯糸の色を頻繁に変えて全く同じものがない「イッテンモノ」をつくり続けいているのも、tamaki niimeにしかない特徴だ。
服づくりにとどまらない
tamaki niimeの「niime村構想」
そして近年、tamaki niimeの活動は服をつくるだけには止まらなくなっている。
コットン・野菜・お米の栽培、社員食堂、腹ごしらえ会
オオカミみたいな犬、羊の飼育、狩猟、、、、
もはや彼らは何者なのだろうか。
衣食住。自分の身の回りにある物事を自分ごとにしていく。非効率でも、手間を惜しまない。当たり前を疑い、実験と創造を繰り返す。定まった形を持たずに変化してゆくその姿は、人々が生活を営む「村」のようにも見える。
なんとも言葉にしがたい、それでもなんだか面白い、、そんな集団がtamaki niimeだ。ぜひ一度訪れてみてほしい。
今後もtamaki niimeで何が起こるのか、要チェックだ、、!
tamaki niimeとのコラボMONPEは、それぞれが世界にひとつだけの色柄である。創造することを常に楽しむtamaki niimeにしか作れない作品たちとの出会いを楽しでもらいたい。
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