RPGってRole(役割)をPlay(演じる)Gameなんですね

RPG買いました。ファイナルファンタジー12 in Nitendo switch。何年ぶりだろうか。最後に買ったRPGが確かファイナルファンタジー10だったと記憶してまして、調べたところ2001年発売ですって。実にほぼ20年ぶりくらいにRPGというものを買いました。

きっかけはひとつはこの自粛により思った以上に時間ができたこと。とはいえ子どもも家にいたのでそれほど時間ができたわけではなかったですが。ただ長男も小学4年生になり、今までやってきたゲームみたいにただひたすら撃ったり叩いたり走ったり投げたり踏んづけたり上に乗ったり土管に入ったりファイヤー投げてみたいるするゲームだけではなく(ディスってるわけではないです)、RPGとかにも興味を持ち始めたこともありちょっと一緒にやってみようかってことで買ってみました。

私は懐かしいビジュアルに、息子は初めて見る映像の凄さに感動してました。それから二人で交互にやったり、私のプレイを息子が横で見ながらいろいろ聞いてきたり思った以上に親子で楽しめました。

ただ、私RPGに関してはストーリーひたすら進めたい派でして、サブストーリーとかLv99まであげるぞー!とか最強の武器揃えるとかまったくもって興味なし。なんならちょっとでも行き詰まったらすぐ周りの人に聞いてとっとと話を進めていくタイプでした。なのでレベルも常にクリアできるできないかくらいのギリギリで進め、やられたらちょっとだけレベル上げて再トライと言った感じでした。

今回も同様同じやり方で進めてました。ただ以前と違うのは圧倒的な情報収集の速さと情報の網羅性。ちょっとネットで検索すると単純な攻略法だけでなく、こういうルートで先にこっちをやるとより効率的とか、敵の倒し方とかぶきはこれがいいとか情報満載。おかげでストレスなくサクサク進めれました。

一方息子はというと初めてのRPG、慣れない操作性と戦略性などいきなり小4にはハードルが高そうでなかなか進まず。でも本人は楽しんでるのでいいかなと思ってました。

で、途中からちょっと違和感。どこまで進んだ?とか私から聞いたり息子からこれの意味教えて?といった会話は相変わらずしているのですが、息子は早く進めたいといいながら結構脱線タイプ。村人Aレベルのちょっとした会話でも気にしたり、この人の息子が行方不明なんだって・・・みたいなところでつまづいて必死で探したり。。。まあ初めてだし何がメインストーリーかそうじゃないかとかわかんないししょうがないよね、とか思ってたのですが、ふと息子の方が楽しんでんじゃない?って思えてきて。確かに私の方が話自体は進めているのですが以前ほど楽しんでる感ないし、ただそれは自分が歳をとって単にゲームに没頭できなくなっただけかなと思ってたんですが、そうではないということを息子との会話で気づきました。私はストーリーを進めることを目的としているため、どうすれば効率的に進めるかが重要でしたが、息子は登場人物のキャラクターや背景が重要なので、例えば女の子のキャラクターに鎧や剣は装備させない。なぜなら女の子だから。戦うメンバーを選ぶ時も常に固定で、この場面はこのメンバーの方がいいよという話をしても、〇〇はこういう性格で△△のサポートがないと戦えないからとメンバーは常に固定。予想通りぼろ負けして全滅してるんですが、目をキラキラさせて、なんならキャラクターになり切って凹んだり。

そう、これが本来のRPG(Role Palying Game)のあり方かと思ったのです。そのRoleになり切って楽しむのが本来の楽しみ方なのだ。だから効率性と結果を求めた私のやり方では楽しいはずもなかったのだ。息子を見てそう思い、改めてRPGを楽しみたいと思った。

ただもう一度FFをやる気にはならず、ドラクエ買おうかなと思ったのですが嫁に買ったらマジで家の鍵変えるよと言われてしまい家に入れなくなるのは困るので買うのやめときます。


(自分用としては)

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