こんにちはGENです。
最近、気温が上がってきてどんなコーデをしたらいいのか分からないとの声をよく耳にします。

そんな中途半端な時期は羽織物としてのシャツをオススメしたいです。
今現在、当店でおすすめのアイテムはコチラです。

MLVINCEは手に入れやすい価格で高品質なアイテムをリリースしているブランドです。RHUDEやFEAR OF GODの日本版との声もいただくほど、ハイクオリティ、ハイスペックという言葉がぴったりなブランドです。

モールが織り込まれた立体感のあるの生地(ベロア感もあり素敵)を使用したネルシャツはライトアウターとしてサラッと羽織れ、春〜夏もご愛用頂ける内容となっております。

MLVINCEといえば数々の名作チェックアイテムを排出してきましたが、そもそもチェックって柄のルーツってなんなの？という方もいらっしゃるかな？と思うので僕と一緒に紐解いて行きましょう。

１.チェック柄とは

チェック柄とは「格子縞」「格子柄」のことです。
縦縞と横縞が一定の間隔で交差している模様の総称で、
英語では「check」よりも「checkered」や「plaid」という表現の方が一般的です。

２.チェック柄の歴史

その歴史は古く、イギリスのマンチェスターで18世紀中頃に織られたのが最初といわれていますが、紀元前1200年頃のミイラが上質な格子柄の布地をまとった姿で発見されているため、一概にここから始まったとは言えないようです。

３.チェック柄の種類

チェック柄の中で有名なものを挙げると、以下のようなものがあります。

・タータンチェック
・アーガイルチェック
・ギンガムチェック　
・グレンチェック
・ハウンドトゥース（千鳥格子）
・ブロックチェック
・ウィンドウペーン（ウィンドペン）
・マドラスチェック
・バッファローチェック
・ガンクラブチェック
・ハウスチェック……など

「聞いたことある！」というものや、「初めて聞いた！」というものもあると思います。そんな私も恥ずかしながら全部知っているわけではなく、上手く特徴を説明できないものばかりだったので。
せめて、代表的なものだけでも知識を備えておきたいものです。

４.タータンチェック

タータンチェックとは2つ以上の色で染めたウールの糸を綾織りにした柄のことです。

タータンの起源は3世紀まで遡ります。
当時、スコットランドの北西部・ハイランド地方に定住していたケルト人がタータンを日常着としていました。
タータンは、地域特有のものや氏族が家柄を示す家紋のようなものなど用途や目的によって様々な種類があります。
更に大きな特徴の1つとして世界中のタータンがスコットランド政府の登記局によって保存・保護・登録管理されている点が挙げられます。

５.アーガイルチェック

アーガイルチェックは細いラインとダイヤ柄の連続で構成された柄のことです。紳士服やカーディガン・セーターなどのニット製品で見かけることが多いです。
これ1つでクラシックな雰囲気になる大ぶりな柄が特徴なので、シンプルなものを合わせると全体のバランスが良くなる特徴があります。

諸説は色々とありますが、6世紀~17世紀ごろにスコットランド・アーガイルの氏族だったキャンベル家が使っていたタータンチェックがルーツと言われています。
元々は靴下に使用されていた柄で当時若者の間で大流行しました。
その後、セーターなどの柄として広く用いられるようになったようです。

６.グレンチェック

グレンチェックは、千鳥格子柄とヘアラインの格子柄を組み合わせた柄を言います。
グレーがベースカラーになっていることが多く細かい柄が特徴です。
取り入れるだけでシック・大人っぽい装いになり、全体的に深みを出してくれる柄でもあります。

元々はタータンチェックの一種で、14世紀ごろには存在していたのではないかと言われています。
「グレンチェック」という名前の由来には諸説あり、スコットランドのアーカートという地の谷（グレン）で織られたのではという説や、グレナカート家の柄、グレナカート・チェックの略称という説があります。

では私が紹介した始めのチェックシャツの名称は何でしょう？
ここまで見た方は分かると思います。

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次回は5/14 日曜の更新予定です。
ぜひチェックしてみてください。

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