世界的なファッションブランド「CHANEL」の創立者ココ・シャネル(1883～1971)。誕生日は8月19日ですから、生誕140年を迎えたのですね。

彼女は生涯多くの言葉を遺したことでも知られています。
それらをひとつずつすくい上げて、綴ってゆくと、一編のメッセージが浮かびあがります。
クリエイティブの世界に生きた彼女が、もし、目の前に現れたら、仕事と人生をこのように語るのではと、想像してみました。

ただの人じゃなく、ひとかどの人物になろうと思ったら、
ずいぶんたくさんの人が離れていくものよ。
私は沢山泣いた、沢山夢も見た。
人間関係の良い職場、そんなのないわよ。
成功の秘訣は、非社交性、反抗心、独立心。
私は、流れに逆らって泳ぐことで強くなったの。

私の人生は楽しくなかった。
だから私は自分の人生を創造したの。
今もなお、最も勇気のいる行動とは、自分の頭で考え続けること、
そしてそれを声に出すこと。

成功は失敗を恐れない人のもとにやってくるの。
失敗しなくちゃ、成功しないわよ。
翼を持たずに生まれてきたのなら、
翼を生やすために、どんな障害も乗り越えなさい。
人生がわかるのは、逆境のときよ。

実際にどう生きたかということは、
大した問題ではないの。
大切なのは、どんな人生を夢見たかということだけ。
なぜって、
夢はその人が死んだ後も、生き続けるのですから。

ツラい時ほど、くるしい時ほど、
「ココロ」に響く言葉です、
「バネ」になる言葉です。