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Maiki Reviewに初参加してきました。

2020年10月24日ホームならでんで行われたvsFCマルヤス岡崎戦は1-0で奈良クラブが勝利しました。

その試合が終わってわずか45分後

ならでんのスタンドで開催される『監督がサポーターへ試合のレビューをするサッカー界では唯一無二の企画!』と銘打つとんでも企画「Maiki Review」に初参加してきました。

15時の試合終了後いったんスタジアムから退場。そして、Maiki Review受付開始までの30分ほどをスタジアム外でぼーっと過ごし時間になったら再度スタジアム入場口で受付を済ませて入場します。

受付時に席番号を言い渡されるので指定番号の席へ着席し待機。

そして15時45分に林舞輝監督が颯爽と登場。

「おお!林舞輝監督や~。」なんて呑気なことを思う暇もなく着席と同時に

「はい!!質問!!」(林舞輝監督)

「え?何?何が起こってるの??」と私が思ったころには間髪入れずに手をあげた参加者の質問が終わっていたw

そうです!Maiki Review突然のスタートです

突然のスタートについていけない私をよそに、着席した勢いそのままに林監督も質問への回答をまくし立てる。そして一切の取り付く島もなくヒートアッープ!そのテンションと口調に初参加の私は置いてきぼりを感じながら「あれれ?木漏れ日の中で林監督と参加者が笑顔で歓談してるイメージと全然ちがうじゃないかw」という思いと共に流れに身を任せるしかありません。※Maiki Review参加申し込みイメージ画像参照

流れに身を任せてからは、テンションと口調、場の緊張した雰囲気に圧倒されながらも林監督をじーっと観察し話を聞くことができました。そして気付く。

【質問者の目を見て一つ一つに頷きながら質問を真剣に受け取る】

【真剣に熟考】

【真剣に回答】

【目が真剣】

【とにかく真剣】

【林舞輝自身はギラギラした抜き身の刀】

そうだったのか。Maiki Reviewとは文字通り論評会なんだ。

竹刀でもなく、ましてや木刀でもない、文字通り真剣の場なのだと。

林舞輝監督はMaiki Reviewでは参加者に寄り添ったりしませんよ~(初参加個人的感想)。だからと言ってバカにもしません。純粋に参加者と対等に話をしているだけです。(専門用語、知識、論調、口調含む)

だからこそ参加者も、竹刀、木刀ではなく、鉄砲、大砲でもなく、真剣を持って参加しなくてはいけません。そこにあるのは上下の関係ではなく対等の関係なのです。

それに加えて試合終了のホイッスルが鳴ってからわずか45分後ですよ。林監督のアドレナリンどばどば出っぱなし状態のままです。

ということで、結果、私が望んだ木漏れ日の中の歓談はそこにはありませんでしたw

それともう一つ衝撃的だったのが、林舞輝監督の話が脱線しまくることですw

例えば、私は「菅野選手をなぜ坂本選手と交代させたのですか?もっと見たかったです!」と、林舞輝監督に個人的感想を添えて質問をしたかったのですが、「菅野選手はなぜ坂本選手と交代だったのか」の答えは林監督の脱線しまくった話しから聞けましたw

また、ある質問者への脱線話では「僕(林監督)は『○○だと思うんですが正解ですか?』この質問が大嫌いです!サッカーに正解はない。正解がないものを他人にゆだねることはどうなのかと思う。なので自分の感じた皆さんのサッカーが正解です。」(※私のうろ覚えの記憶からセリフは作成されております。)こんなめちゃくちゃ熱い林舞輝監督のサッカー感が聞けたりします。

脱線話の方が林舞輝監督の考えにより深く触れられるのかもしれません。

以上のことから私の初参加の感想は、『Maiki Reviewでの林舞輝監督は相手が誰であろうと文字通り真剣で相手をしてくれる人であるから、参加者も真剣を持って参加しなくては楽しめない。もし真剣を持って参加しない場合は静かに脱線話を楽しみましょう』です。

しかし、そうは言っても林舞輝監督の純粋な真剣さは人を傷つることもあります。Maiki Reviewでの彼はまるで「(サッカーが)こんなに苦しいのならば、悲しいのならば、愛などいらぬ!」と言った冷酷非情な聖帝サウザーのような人w

この日から私の中でMaiki Reviewの林舞輝監督は「引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」の聖帝サウザーとなりましたw。

だけど、ケンシロウと戦った後に(サッカーへの)愛が生んだのは「苦しみ」や「悲しみ」だけでなく、「ぬくもり」でもあったことを思い出し「もう一度ぬくもりを…」と言ったサウザーでもあるんです。

だって、Maiki Review(戦い)が終わった後にファンからサイン求められて「名前大きく書いた方がいいですか?w」なんて冗談言いながら、あたたくも気さくに応じてる人だもの。※退出時に横目で確認

「誰よりも(サッカーへの)愛深きゆえに」な聖帝サウザー林舞輝なのです。

そして、そのサッカーへの愛深きところからは超一流と呼ばれる監督たちと同じものを感じました。

ただ、一つだけMaiki Reviewに文句をつけるとしたら、あのぶっきらぼうな雰囲気と口調から場の空気が最後まで重たい状態で進んでいくことは、初回参加の人やサッカー知識が薄い人には相当ハードルが高い。絶対に高い。気軽に参加したら「えっ!…」となる。

実際に私も真剣勝負の場だと自分なりの納得ができるまでは「Maiki Reviewの参加は私には早かったw」という気持ちでした。

だからと言って、聖帝サウザー林舞輝監督本人に雰囲気改善を求めるなんてことは私にはできません。きっと本人に悪気はない。純粋過ぎるサッカー愛ゆえの態度なんだと思います。

であれば、以下のご意見のように参加者が聖帝サウザー林舞輝の抜き身の刀身を収めさせる質問や雰囲気を作っていく必要があるのかもしれません。

今期のホームゲームは残り2試合です。残りのホームゲームでMaiki Reviewが開催されるかは直前まで不明ですが、開催されるようであれば私はまた参加したいと思っています。そして、その時は今回の感想を踏まえた上で、今回以上に楽しめればと思っています。(自信ではなく願望w)

以上です。

もし、このnoteでvs FCマルヤス岡崎戦の詳しいレビュー内容を期待していた方がおられましたら失礼しました。レビュー内容は参加者特権なので公開する気はございませんでした。ごめんなさい。

気になる方は、ぜひ次回のMaiki Review参加して自身の目で林舞輝監督本人とそのレビュー内容を確かめてみてください。ほんと勉強になりますよ。

Maiki Reviewを楽しみながらサッカーを学ぶためのヒントはこのnoteにある!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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