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三谷幸喜、恐るべし



そう、鎌倉殿の13人のことである。


秋も深まり、今年も残すところ後り3ヶ月。
年末へ向けての関心ごとは、

「鎌倉殿の13人」
「日経平均株価」
「ワールドカップ」

この3つである。


ワールドカップは、強豪のドイツ、スペインに対して、日本がどのような戦略で戦っていくのかが見どころだが…

なんだかいまいち盛り上がりに欠けると思うのは私だけだろうか。

本田圭佑という圧倒的なカリスマ性を持ち合わせた人物がいなくなったからなのか。
はたまた、大谷翔平が凄すぎて皆の注目がそっちに集まっているだけなのか。

いずれにせよ、一ヶ月後はマスコミもサッカー一色の状態であろう。



そして、日経平均株価。

日米の金利差の影響で1ドルが140円になる一方、アメリカでもCPIによる株価下落が起きるなど、話題にことかかない金融経済。

「掉尾(とうび)の一振」
に期待したいものである。


そしてそして、今日の本題

「鎌倉殿の13人」

先に申し上げておくが、熱烈なファンではない。
それどころか、生まれてこのかた二十数年間、大河ドラマを観たことがないのだ。





そんな若僧がなぜ、鎌倉殿を見ることになったのか。
それは昨年、「坂の上の雲」を読んだからだと思う。

坂の上の雲は、司馬遼太郎著作の長編小説で、
日露戦争が舞台となっている。

ひとことであらわせば、

「弱小の日本が、強国ロシアに勝つまでの話」

である。




そして、今回の大河ドラマ。

時の権力者「平清盛」率いる平家に対し、「源頼朝」を大将に据えた関東の武士たちが挑んでいくお話…

だと考え、弱者の戦い方を見てみたいと思ったのがきっかけである。

しかし、蓋を開けてみれば、暗殺に同胞殺しのオンパレード。

動乱の時代が題材というのもあるが、人の心理の描き方が絶妙にうまい。

そして、主演の小栗旬はもちろんのこと、脇を固める俳優さんたちの演技力がよりいっそうドラマを面白くしている。



昨日のトークスペシャルを挟み、いよいよクライマックスへ突入。

どのような最終回を迎えるのか楽しみで仕方ない。


もうしばらくは、サザエさんシンドロームならぬ鎌倉殿シンドロームとなるだろう。





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