ビジネスで役に立つ英語力とは(始めに 1:社会人が英会話の能力を身につけるには2年は必要)

ここでは自分の体験をベースに、留学せずに仕事をしながらビジネスで役に立つ英語力を身につけるには何をやればよいのかということと、そのための心構え的なものを書いていこうと思います。
 
ボクは仕事でもう30年以上もほぼ毎日英語を使ってのコミュニケーションをやっています。
 
具体的にはメールのやりとり、資料作成(及び読むこと)WEBや電話での会議、海外への出張及び来日した人たちのケアなどですね。
 
でも、就職した頃はFax(当時はまだメールは普及していなかったのでね)1本書くのにも読むにも辞書を引きながら何十分もかかり、海外のディストリビューターとの会議では周りが何を話しているのか全く分からず(まあ大きな会議では通訳さんがついてたりしましたけど)、時の上司からは「キミは**なの?」といわれる様な状況でした。
 
配属された部署で業務上必要に迫られて、自分でリスニングをメインとしたトレーニングを始めたのですが、ボクの経験からしてリスニングを2-4年(半年間の留学が目途とよく言われますが、その間英語漬けだとすると1日8時間で1,440時間、これを日本では1日1-2時間としての換算)並行してスピーキングも兼ねて英会話教室も(できればマンツーマンで)で会話の実践的なトレーニングを行えば、(多少の個人差はあると思いますが)業務に役立つレベルの英語力を身につけることができると思います。
 
日常的に仕事で英語が必要な部署にいる(異動する)ことも重要でしょう。
英語力以外のビジネスに必要なOJTも経験できるからという事もありますが、2年以上は一人でのトレーニングを続けるわけですから、動機の強さも含めて環境設定から自分を追い込むことも大切でしょう。
 
2年は確かに長いですが、国内にいて仕事を続けながらという条件では、この期間を短縮することは難しいでしょう。
最初に覚悟を決めて2年で変われると思って始めることと、長く続けるには習慣にすることが大切だと思います。
 
あ、ボクの場合は自分の希望とは関係なく、やらなければいけない部署に放り込まれてしまったのですがね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?