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41. 6年ぶりのヨーロッパ(その2:久々のシュツッツガルトの駅は改装中で)

さて、フランクフルトから2時間弱、特急列車のICE(Inter City Express。その昔はテクノポップの巨匠Kraftwerkの名曲の題材にもなったTEE:Trans Europe Expressって名前でした)に乗って久々にやって来たシュツッツガルトはなんと中央駅が工事中。

前回泊まった駅の中のInter Cityホテルもなくなっていたのでした。道理で予約できなかったはず。
 こんな感じで駅を回らなければなりません

後からホテルで聞いたら、結構前から工事中(で、まだずうっと続くみたい)とのことですが。

“It is troublesome that we need to walk quite long to take train.”
(電車に乗るのに結構歩かなきゃならないので大変でしたよ)
 “Certainly, Central station is under construction since last a couple of years. And maybe several years more…”
(そうですよね。もう2-3年前から工事中で、まだ何年もかかるらしいですよ。) 

同じ全面改装と言っても日本と違って(例えば渋谷とか20年くらいかけてまず西側、それから東側と順番にやってますもんねぇ)駅ビルを一気に全面改装しており、特急のICEから在来線(Sバーン、Uバーン)に乗り換えるにはかなりの時間をかけて駅をグルっと回らなければいけません。 

ICEのプラットホームは他の都市と同様のドーム型

タクシー乗り場もICEの反対側(というか、本来は駅の構内を抜けてすぐ)。
 
なので、ここはUバーンで一駅の距離だからホテルまでこのまま歩いて行っちゃえという事になりました。
Google mapでは15分程度だったので。
 
ところが、すっかり忘れていましたが、この街は中央駅前からのメインストリートとその周辺は平地なのですが、空港などは高台にあり結構な高低差があるところなのでした。
 
で、気がつけばホテルまでは結構な上り坂の連続。
トドメにホテル前には30段超の階段が待ち構えていました。
 
Google map(今回もお世話になりましたけど)には坂道、階段は表示されないんですよねぇ。
 
ンで、途中からは全員コートを脱いで(中にはTシャツになるヤツも、あ、ワタシですが)やっとたどり着いたフロントで汗を拭きながら(まあ、建物の中は暖かいですが)気が付きました。
 
あれ?そう言えば寒くない。
 
6年前に病院から真夜中に歩いて帰った時は(「3:シュツッツガルトで深夜にケガしたこと)をご覧ください_(._.)_)めちゃ寒くてマイナス10℃だったのに。
 
その時は一日中マイナスだったことも珍しくなかったのに、今回は滞在中せいぜい5℃程度で日本とあまり変わらないなあと。
聞けば日本でも20℃を超えた日があったそうで、どこに行っても温暖化を感じましたねぇ。
 
相変らずきれいなメインストリート(これはフランクフルトに比べて段違い)を歩いていても、今まではコートの襟を合わせて歩いていたのに、何だか同じところを歩いていても「シュツッツガルトにやって来た感」がなくて。

ゴミもなく、相変らずきれいな通りでした。 前は無かったユニクロがありました。

レストランがどこも混んでいて、なかなか入れないというのも今まであまり体験しなかったことで。

18時頃に立ち寄って20時に予約しようと思ったら、今なら入れると言われて入った、旧市庁舎地下のレストランで食べた仔牛のカツレツ風。ローカルな一品だそうです。
デザートのシャーベット

きっと好景気ということもあるのでしょう。
GDPも日本を抜いて3位になったのも頷けるお話。

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