今日、『笑いの正体』という番組を見た。
ダウンタウンの漫才とM-1グランプリの漫才について。
芸人が漫才論を語る番組だった。
面白かった。

番組の最後に「これからツービートやダウンタウンのような漫才は現れるのか？」と言って締めていたけれど。
私は毎年現れているじゃないか。と思った。
M-1のファイナリストたちがそうだ。
おぎやはぎ、笑い飯、千鳥、ブラックマヨネーズ、サンドウィッチマン、スリムクラブ、霜降り明星、ミルクボーイ、マヂカルラブリーetc・・・。

ツービートとダウンタウンは衝撃的な漫才をした。
だが、M-1のファイナリストも負けてはいないと思う。

ではなぜ「次のツービート、ダウンタウンは？」なんてことを言われるか？
それは『賞レースその後・・・』だと思う。
多くのファイナリストはいろいろな番組に呼ばれる。
そしてレギュラー番組を持ち、今も安定して活躍している。

ビートたけし、松本人志は何が違ったのか？
それは、TV番組の企画構成をしていた。
自らの得意分野で「作家性」「アーティスト性」「哲学性」を発揮していた。

今の若手芸人でテレビ番組で企画構成に名前がある人はいるか？
私は、芸人の好きに番組をやらせた方がいいと思う。
そこから『カリスマ』が生まれてくると思う。

個人的に『M-1その後・・・』の
霜降り明星（霜降りバラエティ　新しいカギ　しもふりチューブ　ANN）
マヂラブ（マヂカルクリエイターズ　大宮セブン　野田ゲー　ANN0）
が次のツービート、ダウンタウンなのでは？と思っている。
番組の企画構成に名前はないものの、好きなことができるようになってきている感じがする。
２組ともキングオブコントの優勝を狙っているというのもいい。