水ダウとコンプライアンス

水ダウを見た。
若手芸人、コンプライアンスでがんじがらめにされても従わざるを得ない説。
芸人が表現やリアクションを規制されまくったらどうするのか?をモニタリングする内容。
『そいつどいつ』がスタッフの意見を汲みながらも間違っていると思うこと、不満に思うことを伝えて、一緒に作っていきましょうと鼓舞するところが素敵だった。

先日BPOが「痛みを伴うことを笑いの対象とするバラエティー」に関する見解を出した。
水ダウの落とし穴6時間放置。
ドッキリGPの股間スースーパンツ。
が例に挙がっていた。

日本民間放送連盟 放送基準
1.正確で迅速な報道
2.健全な娯楽
3.教育・教養の進展
4.児童および青少年に与える影響
5.節度をまもり、真実を伝える広告

日本民間放送連盟 放送基準

痛みを伴う笑いは面白いのか?
鼻ザリガニで痛い痛い。
熱湯風呂で熱い熱い。
激辛料理で辛い辛い。
落とし穴でちょっと待ってくださいよ!
これは芸人が『リアクションで面白くしている。』
スタッフは『芸人の面白いところを引き出そうとしている。』
人が感情をむき出しにしている姿は非日常的で面白い。

ただ、これが日常だった時が問題なのだ。
子供たちの間で行われた時、問題なのだ。
これら全てがいじめになる。

そうならないためには、親や学校の教育や監視が大切。
ただ、親が自分の子にテレビを見せなくても他の子たちは見ている。
教師も気づけなかったり、教師に気づかれないように行われていたりするかもしれない。

だから、BPOが問題にすることもわかるし。
コンプライアンスが大切なのもわかる。

いいバランスでの共存。または棲み分けが大切。
まさに今のテレビやネットは、いいバランスだと思うが。
バランスや棲み分けが崩れると炎上や問題になる。

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