けったくそ悪い!

最近仕事で久しぶりにイラっと来ることがありました。
内容は全くどうでも良いようなことなのですが、言い方が気に食わない、という程度のこと。

態度には出しませんが、腹の中で毒づいてみました。
「なんじゃあ?あのおっさん、けったくそ悪いのお。ボケが!」

怒っているつもり… なのに、
あれ?なんか楽しい?

「けったくそ悪い」なんて言葉を思い浮かべるのも久しぶり。
こんな言葉が自分の中に残ってたのか。

そういえばスマナサーラ長老の本を読んだ影響か、怒ってはいけないと
思うようになっていましたし、実際腹が立つことも減った感じ。

だと思っていましたが、実は違ったようです。
ただ怒りに蓋をしていただけ。

たしかに、怒るのはあんまり良くない。
でも怒ってるのに心に蓋をするのはもっと良くない。
怒ってないって自分に嘘をつくのはもっともっと良くない。
だったら素直に怒った方がずっと良い。

で、怒ったら終わり。
怒ったことについて考えて、考えたことに腹を立てて、…
というループに入るのは最悪。

そういうことか。
ほんの少し賢くなれたような気がしました。

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