５次元とか１１次元とか名乗る人たちがあれこれ言っているけど、そもそも高次元ってなに？

「数学や物理で習ったのと同じ意味ですよ。
あなた方は３次元の空間と時間がある４次元空間にいます。普通は時間軸を自由に移動することはできませんから、自由度は３。」

同じなの？レベルのことかと思った。
大きい方が偉いってマウント取ってるような。

「それは誤解です。大きいから偉いということは全くありません。
ただ、大きければより視野が広まったり自由に行動できたりします。」

「あなたたちは肉体という４次元の存在による制約を受けています。その制約の中でお隣の星まで旅行しようとすると、人類史上最速の乗り物に乗っても何万年もかかってしまいます。でも私たちは遠くの星から瞬時に地球にアクセスすることもできます。そうする、と決めれば。」

「実のところ、地球にも同じことができる方々がいらっしゃいますよ。」

神々とか天使とか呼ばれる人たち？

「そうです。また人間の中にもまれにいらっしゃいます。かれらはそうできると「知っている」のです。あなたにもできるかもしれませんよ。」

… 想像もつかない。

「逆に次元を下げる方向なら簡単に想像できるでしょう。
悩み事を抱えて、同じ考えの中を堂々巡りした経験はあるでしょう？比喩的ですが、１次元のループの中に閉じ込められた状態に似ています。」

「同じように、普通の状態ではあなた方は３次元の空間に閉じ込められています。悩み事から抜け出すように、そこから抜け出す方法はあります。」

星の王子様みたいに？彼は帰るときに体を置いていってしまったよ。

「そういう方法もあるでしょうし、体を置いていかない方法もあります。」

「たとえば、考える内容に合わせて抽象度を上げたり下げたりする。
　うちのピピ→インコ→鳥→動物→地球の生物→生命　など。
これも次元を一つ増やす方法と考えることもできますよ。」

「一つ注意です。体を置いていけば高次元の存在になれる、とは考えないでください。より高い次元の視野を持っているから、体を置いていったときに高次元の存在であることができる、と考える方が事実に近いでしょう。」