サイコパスになりたかった

心理的安全性について考えていて、いろいろ思い出しました。
どうしても周囲のぎすぎすした雰囲気に呑まれて苦しむことが多くて、なんとかしようといろんな本を手に取りました。

「良いサイコパス」なる不思議な言葉にひかれて、ケビン・ダットン教授の本を読んでみたのもそんな時期でした。特殊部隊の精鋭や優秀な脳外科医、成功した起業家などにサイコパス的特性を持つ人が多く、そういう人に成功法則を学ぼう、という本でした。

途中に「あなたのサイコパス度」を測定するチェックシートがあり、やってみました。かなり無理してサイコパス度を上げようと回答してみましたが…。 サイコパスになるどころか、サイコパスの養分にされるのが関の山、という結果にしかなりませんでした。自分でない何かになろうとする努力は無駄なのだ、と思い知りました。「良いサイコパス」さんと張り合おうとしたり、特殊部隊に入隊したりするのは止めようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?