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自分の使い方を理解するのは仕事を覚えるのと同じくらい大事かもしれない

新卒の方も中途の方も仕事を覚えようと必死になっている時期かと思います。

でも一つだけ伝えたい。
私が二度の異業種転職を経て痛感したのは
仕事を覚えること以上に自分がスムーズに仕事ができるシステム構築が超超超大事ってこと。

電話の受け方とかメールのマナーとかは会社で研修とかやるかもしれないけど、それって一個の業務のやり方でしかないですよね。
向き不向きもあるし、単独だとできるけど複数の業務が合わさると複雑になっていきます。

例えば、社外から電話で問い合わせを受けて、他部署の人に回答依頼のメールする、という業務があるとします。
問い合わせの電話の時点で、相手の社名、名前、折り返す際の連絡先は必ず確認しないといけないし、メールをする時は回答依頼する部署の担当者に送るだけじゃなくて相手の上司もCCに入れとく、とか
実は結構色んなことを考える必要があります。

こうしたことにいちいちマニュアルがあれば別ですが、細かいところまで決められていることってあまりないし、慣れてくればルールがきっちりしすぎてない方がやりやすいこともあります。

だからこそ、最初に取り掛かるべきなのは、自分が一番円滑に仕事ができるマイルールを見つけて環境を整えること。

さっきの例えで言えば電話を受けた自体で確認すべきことが箇条書きになったテンプレートを用意してすぐにメモできるようにしておく、とか、組織表をデスクマットに敷いてCCに入れるべき人をすぐ確認できるようにする、とか。
これをやれば自分は一定のクオリティで仕事ができるぞ、というマイルールや下準備をしておくんです。

先輩達はあまりそういうことは教えてくれなかったりするんですが、それは意地悪ではなく人それぞれ合った方法が違うからだと思うんですね。
だから結局自分で色々試してみるしかないし、先輩たちが何をどうやってこなしてるかをよく見て一旦全部真似してみるといいのかな、と。

余談ですが、私は最初の1ヶ月、部署で一番成績の良い先輩が商談している時の言葉選び、所作、タイミング、全てを完全に真似ていました。
ほとんどモノマネレベルだったので周囲に若干気味悪がられましたが、そこから自分のアレンジを加えていって、今では部署内でも結果が出せるようになりました。
(できる人のやり方を完全に真似る、というのは

自分の扱い方を定めないまま仕事を進めると、モチベーションでクオリティが上下したり、ムラができやすくなったり、ミスが増えたりします。
4月でチュートリアル期間を終え、5月以降「自分でやってごらん」という時期に入ると思うので、自分の扱い方の試行錯誤をできると良いかと思います。

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