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ライブハウス スタンディング初心者ガイド

※写真はイメージです


0.ルールはさまざま

アーティストによっても、人によっても、さまざまな価値観と通ってきた場数(ライブハウスの達人なのかとか、どんなバンドが好きなのかなど)によってマイルールがあります。
絶対正解な人も絶対間違っている人もいません。
(痴漢やスリなどの犯罪を除いて)

基本的に隣の人をお互いに思いやって、自分も楽しめるようにするというのが原則です。

今回は私が推しているNovel Coreのツアーでスタンディングに不安を持っている人に向けて書きますので、Novel Coreが過去に発信した内容も含まれています。

モッシュ、ダイブがある激しいロックバンドのお作法は他の方の記事を参照してください。

1.荷物は最小限に

荷物や上着はロッカーに預けて身軽にしましょう。足元に荷物を置いたり、トートバッグや大きなリュックなど、かさばるものを持ったりは周りの人の迷惑になりますし、踏まれたりする危険もあります。
ロッカーは会場の外に設置されていることが多いですが、時間帯によっては使えないことも。会場の中にもロッカーはあります。
ロッカーはだいたい有料かつ現金のみです。
ライブハウスのロッカーは駅のコインロッカーよりも一回り小さいので、キャリーケースやボストンバッグなどは入れられません。

2.開場前に整列を

開場30分前くらいから列が整理され始めます。近くの人に「何番ですか?」と聞いて回って、自分の整理番号順に並びましょう。逆に「私◯番なんですけど…」と言う人がいたら、もう少し後ろですよとか、声をかけてあげましょう。

3.入場したら場所を確保

開場時に整理番号順に入場したら好きな場所を確保できます。早く入ったから前に行かないといけないわけではありません。人気の場所は前方→フロアの各所に設置してあるバーの近く(寄りかかれるから)です。
開場時刻に間に合わない場合は整理番号関係なく、自分が入場した時点で空いている場所に行きましょう。

4.場所取りはしないのがベター

トイレやロッカーの利用で友だちに場所取ってもらって、後から人をかき分けて前に行くのは賛否両論あるけどあまり良くないと思う人の方が多いです。(マナー的にはグレーかな…コアは何かの配信で無しだと思うみたいなことを言ってましたね。私はやらない派です)
基本的に自分のいる場所しか自分のスペースは確保されないと思って行動した方が無難です。
(フェスとかもそうですね)

5.空いている場所には誰か来る

人が立っている隙間に空いているところがあって、押し分けたりするのでなく、するっと入るのは普通にあることで、特にマナー違反でもないと思います。前に来られたくないなら詰めて立ちましょう。私もよく忍者のようにスルスルッと移動したりします。

6.前方は圧迫に注意

ライブが始まって熱狂してくると、どうしても前の方や中央(アーティストがいる方)に人が集まって押されたり密着したりすることはあります。
バーの手前に立っていると、ジャンプして後ろに下がってくる人に挟まれて苦しい思いをしたりすることも。
そういうのが苦手な人は初めから後方を選択するのが吉です。

7.ワンドリンクはマスト

ライブハウスは床面積などの関係から、飲食店として営業許可をとっているのでワンドリンク制はマストです。あなたが必要なくてもドリンクを買う必要があります。Zeppをはじめ、だいたいのライブハウスでは交通マネー(SUICAなど)と現金が使えますが、たまーに現金のみの場所もあるので注意。PayPayが使える場所はほぼ無いです。

なおアルコールはカップにうつされたりすることがあるので、飲み終わりのゴミの処理に困ることもあります(ゴミを捨てに出たら確保している場所はなくなる)。

ソフトドリンクのペットボトルを選択するか、カップを入れられる小さなゴミ袋などがあると便利です。(私はトイレに行きたくなるのでソフトドリンク派。某酒飲みの◯ぇちゃんはガンガン酒飲んでなんならおかわり注文もする派)
なおドリンクの引き換えは終演後でも可能です。

8.魅力は熱量と一体感


ルールを知って一緒に参加する人への気づかいを忘れなければ、アーティストとの距離は間違いなく近いですし、席がない分整理番号が後ろの方でもいい場所で見ることができたりします。
ファン同士の一体感、熱気も席ありの箱よりも高まること間違い無し!
まだ参加したことがない人も一度チャレンジしてみませんか?

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