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寳幢寺のお寺ごはん 【番外編】長粒種のご飯の炊き方

スパイス料理と相性が良い長粒種のお米。
寳幢寺ではインド米のバスマティライスをよく炊いています。
インドにはお米の種類は無数にあるのですが、バスマティライスがメジャーで特に手に入りやすいお米です。

通販(アンビカショップ)で5kg / 2000~4000円くらいです

ぱらっとしていて食感も軽く、香りも良い美味しいお米です。カレーとあわせても良し、炒飯的に炒めても美味しいですよ。

日本米に比べるとかなり長細い


炊き方ですが、

茹でます。

パスタの如く、茹でるんです。

ちなみにお米の量ですが、生米の約3倍くらいに膨らみます。
生米一合だったらおよそ1.5~2人前弱くらいの量になります。
とはいえ軽くて沢山食べれちゃうお米なので、お好みの量を見つけてくださいね。

〈お米の炊き方 ~バスマティライス~〉

①生米をさっと洗って、30分浸水する
 *研ぐ必要はありません。表面のホコリなどが取れれば良いので一回すすぐくらいでOK

②鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら火を止めずに浸水して水を切ったお米を投入する

③米を入れて再沸騰したら中~強火で約7分程度茹でる。パスタの如く、グラグラと茹でる。
 *再沸騰時、鍋底に米がくっつかないようヘラなどでかき混ぜておく

④お米が膨らんで柔らかくなってきたら、ザルにあけてお湯を切る

膨らんできた米。大体7分程度。

⑤鍋に湯切りをした米を全量戻し、フタをして弱火で5分加熱。火を止めてそのまま5分蒸らして完成です。全体を混ぜてからお召し上がりください。

加熱&蒸らしで余分な水分が抜けてパラリとした仕上がりに。上手くいくとお米が立ちます。


米が立つ度に思い出します



タイ米のジャスミンライスも同じ要領で炊けます。
この方法だとたっぷりのお湯があればOKなので、水加減など考えなくて良いのが簡単です。



文章:松波さゆり(日本仏教徒協会 事務局/ごはん担当)

事務局スタッフかつ、お寺のキッチン担当。ものすごく和食を作ってそうな見た目に反して、作る料理は基本インド料理。
お寺でのおふるまい経験値が増えるとともに、何十人前でもどんと来い。な台所番になりつつある今日この頃。
一級和裁技能士という着物の仕立て職人でもあります。

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