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おなかすいた

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2019/02/11

1人で部屋にいると孤独を感じる 何かを聴いていないと静寂が訪れる だから私は曲を聴くか、グループの通話に入る 知らない人 ネットでの繋がり いつもとは違う自分になれる 嘘をついたっていい ひたすら何かを聴いて孤独を紛らわすんだ ただひたすらに

    • いつかの日

      薄暮が迫る頃、痩せるぞと意気込み、私は外へと飛び出した。暖かいダウンに身を包んでいるが、やはり冬。手強い。冷たい風が棘となって私に深く突き刺さる。厳しい寒さを感じながらも、身体を動かす。階段を登り、橋を渡り、公園を通りすぎ、住宅街を抜ける。一本道に出た。それからもただひたすらに歩く。歩く。 ハッと気が付くと、とあるコンビニエンスストアの前にいた。暖をとりたい。そんな軽い気持ちで私は禁断の場所に足を踏み入れてしまったのであった。 入ってすぐ、レジの前にあるケースの中にそれは

      • 人と関わっている間は陰鬱な気分からは離れられる。だが、一人になると今度は希死念慮に駆られてしまう。人と会って別れた時、誰かと話し終えた時、深く暗い気持ちが頭の中を埋め尽くす。それが疲れからくるものなのか、或いは寂しさからくるものなのかは分からない。何時迄続くのだろうか。終わりは来るのだろうか。

        • 肩幅

          私は肩幅がデカい。 デカ過ぎて、綺麗な夜空に浮かぶ、小さな小さな星。彼らは何を思うのだろう。きらきらと輝く光は、流星の如く、空を泳ぐ。やがてその一部が、瞬く間に広がりぶつかった、輝きの中から生まれたのは私のデカい肩幅でした。

        2019/02/11

          自己肯定感

          それは一種の呪いの類だと私は思っている。 物心ついた時から自分の容姿は良くない方なのだと、気付いてしまっていた。 始まりは小学校低学年の頃だろうか。テレビや、当時雑誌に出てくる人達と自分の違いを鏡で比較したり、通りすがりの知らない人に容姿に対する悪口を言われたりするところから始まった。 中学校に上がり、仲の良かった男友達も、別の学校の男子と一緒になって私の容姿の悪口を言うようになった。 高校に上がってからも、仲良くなった友人に容姿弄りをされたり、他校の人に揶揄われたり、

          自己肯定感