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企業制服・会社ユニフォームに統一感を持たせつつ簡単に個性をプラスする方法

以前の記事で個性を抑制してしまうことが制服のデメリットだと書きましたが、本当に個性を活かした企業ユニフォームは成立しないのでしょうか。実は20年以上この仕事に関わって来たワタシ的には、様々な工夫をすることである程度の個性を演出すること可能だと考えています。そこで今回は私が企業様にご提案したり納入させていただいた経験をもとに出来るだけ簡単に個性を演出する方法をご紹介したいと思います。

従来の企業制服やユニフォームに対する考え方

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従来の企業制服やユニフォームはとにかく社員全てが同じ形で同じ色の服を着るという考え方でした。これでは没個性のシンボルと言われても反論の余地がないくらい、誰が誰だかわからない状態になりますね。

どこかに共通点を持たせることで統一感を演出

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社員全員が同じ服を着ることでどこの会社に属しているかがひと目でわかること(識別性)が企業制服ユニフォームの利点ではありますが、これこそが個性を打ち消してしまう一番の原因でもあります。ただ、まるっきり同じ服を着なくても、どこかに共通点をもたせることである程度の統一感を表現することは可能です。

デザインかカラーどちらかで揃える

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トップスやアウターにはカラーバリエーションの豊富なアイテムも数多く、例えば同じデザインのポロシャツでも10色以上のカラーから好きな色を選べるものもありますので、デザインで会社としても統一感を演出、カラーで社員個人の個性を表現することが出来ます。

刺繍やプリントなどのマーキングで統一感を演出

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逆にデザインはバラバラでもカラーを揃えることである程度の統一感を表現することも可能ですが、例えば部署ごとに違うデザインの制服を採用する場合はカラーの統一に加えて社名ロゴ等を刺繍やプリントをするとさらに効果が上がります。デザインで個性をカラーとマーキングで統一感を出す手法です。

まとめ

ビジネスマンの制服と呼ばれるスーツは非常に個性を出しにくいウェアですが、それでもネクタイやワイシャツでVゾーンを工夫したり、チーフなどの小物使いで個性を演出している方を見かけることが多くなりました。「モノ」ではなく「コト」を買う時代と言われている今、お客様は何を買ったかより誰から買ったかをますます重要視するようになります。そんな時代だからこそ、今後は社員やスタッフの各々の個性が大事になるのではないでしょうか。

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