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私がお客様に現物を見てもらうことにこだわる理由

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企業制服・ユニフォームを扱う弊社では、購入前に現物を確認・試着ができる「企業向けサンプル貸出サービス」を送料無料で行っております。弊社オンラインストアで気になる商品があれば、ご希望の企業様にその商品をお貸し出しするのですが、まだ検討段階のご相談で遠慮をされているお客様にも「サンプル貸出サービス」のご利用をオススメしております。

なぜ、送料を負担してまで現物を見てもらうことに拘るのか

多くのユニフォームアパレル業者がカタログベースで販売をしているのにもからわらず、なぜ、私はお届けの送料まで負担してまで現物商品を見てもらうことに拘るのか?・・・実はこれには非常に明確な理由があります。

スティーブ・ジョブズが残した名言

iPhone発売をきっかけに日本でも認知度が急上昇した企業「アップル」ですが、知られるようになったのは本当にここ10年くらいの話であって、それ以前はマイノリティー的な立ち位置の企業でした。そんなアップルの共同創業者の一人である故スティーブ・ジョブズは生前にこんな言葉を残しています。

”多くの場合、人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいのかわからないものだ ”

要望を言葉で正確に伝えることの難しさ

ジョブズの言葉の通り、人が自分の頭の中にあるイメージを言葉で表現し伝えることは非常に難しいことです。例えば企業が制服をリニューアルしたいと考えた時、なんとなくイメージしていることはあるが、それを的確に伝えることなどなかなか出来ることではありません。ましてや何百ページもあるカタログから探し出すなんて至難の業ではないでしょうか。

現物を見ることで生まれる共通の価値観

現物商品をお届けすることで、言葉や写真では伝わらない素材の風合いや着用感などユニフォームを選ぶ際にとても重要な情報が伝わることになりますが、実は現物商品を送付することで得られるもうひとつの大きなメリットがあります。それはお客様と弊社の間に「共通の価値観」が生まれることです。

手元にある現物商品を基準に商品選定の精度を上げる

ほとんどの場合、私たちはお客様に送付したサンプル商品の現物を見たことがありますし試着もしています。その商品がお客間の手元にあれば、その商品を基準に「もう少し厚い素材」とか「もう少し細身のシルエット」など、「共通の価値観」を持つことで、より具体的に精度の高い商品選びが可能となるのです。

さいごに

せっかく問い合わせをしてくれたお客様ですから、後で「もう少しこうだったら良かった」なんて後悔を出来る限りさせたくはない・・・そんなことを考えつづけていたら、いつの間にか「企業向けサンプル貸出サービス」がビジネスの中心になっていました。販売強化キャンペーンと銘打ち、自分たちの都合で売りたい商品をオススメするのも立派なビジネスですが、どうにも私はそのような仕事の仕方が好きになれません。時間も手間も経費もかかるので正直なところあまり儲からないし、まだまだ力不足でサンプルご返送の際の送料はお客様にご負担を頂いている現状でですが、これからもスタイルを変えず顧客満足を第一に考えていこうと思っています。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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